いつも美濃焼タイルとともに
思い出の空間を蘇らせる
タイルのコンシェルジュ、
タイルオンラインの高藤洋平です。
本日は断食最終日。
ようやく、
まともな食事を少しずつ始められます。
とはいえ、
いきなりアルコールや脂っこい肉類を食べると、
お腹がびっくりしてしまいます。
まずはお腹にやさしいものから。
せっかくなので、
九州の良いものを少しずつ食べながら、
ゆっくり通常の食事に戻していこうと思います。
まあ、それはさておき。
断食中でもタイルの補修相談はやってきます。
今回も、
なかなか面白いご相談をいただきました。
目次
- 今回のご相談は昔の150角床タイル
- 実際に測ってみると145×145mm
- 古いタイル探しは呼び寸法に注意
- 今回はかなり近いタイルがありました
- 144mmと145mm、1mm違っても補修できる?
- 古いタイルの補修で大切なのは色だけではありません
- 補修タイルを探している方へ
1. 今回のご相談は昔の150角床タイル
今回ご相談いただいたのはこちら。
玄関まわりでしょうか。

ピンク系、サーモンピンク系の色合いをした
洋風の床タイルが張られています。
写真を見ると、
一部のタイルが割れて下地が見えてしまっています。
こういう場所を数枚だけ直したい。
タイルオンラインには、
このようなご相談が本当に多く寄せられます。
全部を張り替えるのではなく、
「割れたところだけ直したい」
というご相談ですね。
私自身、こういう写真を見ると、

「これは何のタイルだったんだろう?」
と、ついつい探したくなります。
昔からタイルを扱っていると、
サイズ、色、表面の雰囲気を見るだけでも、
ある程度の候補が頭に浮かんできます。
2. 実際に測ってみると145×145mm
今回とてもありがたかったのが、
お客様がメジャーを当てた写真を
送ってくださったことです。
タイルの大きさは、
約145×145mm。
いわゆる150角と呼ばれているサイズのタイルです。
ここが古いタイル探しの面白いところ。
150角といっても、
実際のタイルそのものが150×150mmとは限りません。

目地を含めて納まりを考えるため、実寸は少し小さく作られている商品があります。
そのため、
「150mmないから150角ではない」
と判断してしまうと、候補を見落としてしまうことがあります。
3. 古いタイル探しは呼び寸法に注意
今回の145×145mmという寸法。
そして、この洋風の色合いや表面の雰囲気。
昔のINAXや高山製陶あたりの商品かな?
と私は考えました。
このあたりの床タイルは長く
使われてきたものもあり、
古い住宅や店舗などで今でも見かけることがあります。
ただし、
写真だけでメーカーや品番まで断定することはできません。
古いタイルの場合、
すでに廃番になっていたり、
メーカー自体の状況が変わっていたりします。
だから補修では、
「まったく同じ品番を探す」
だけではなく、
「現在手に入る商品の中から、サイズ・色・質感の近いものを探す」
という考え方も大切になります。
4. 今回はかなり近いタイルがありました
そして今回。
幸いなことに、
タイルオンラインの商品に近いものがありました。
150角床タイルのPM150です。
その中でも、
S-604
あたりが、
今回の既存タイルにかなり近い色合いに見えます。
もちろん、
写真は撮影時の光やスマートフォンの
画面によって色の見え方が変わります。
既存タイルは長年の使用による
汚れや経年変化もあります。
そのため「完全に同じ色です」とは言えません。
それでも、部分補修用の候補としては
検討する価値があると思います。
5. 144mmと145mm、1mm違っても補修できる?
ここでもう一つポイントがあります。
既存タイルは、
145×145mm程度。
今回ご提案するローマは、
144×144mm。
約1mmの違いがあります。
「1mm小さいけど大丈夫?」
と思いますよね。
部分補修の場合、
この程度の差であれば、
周囲の目地幅とのバランスを見ながら
納められる可能性があります。
1枚の幅で1mm違うということは、
左右に振り分ければ片側約0.5mm。
ただし、
実際の既存タイルにも寸法差がありますし、
施工されている目地幅や下地の状態も現場ごとに違います。
そのため、
購入前に実際のタイル寸法と目地幅を
確認しておくことをおすすめします。
6. 古いタイルの補修で大切なのは色だけではありません
補修タイルを探すとき、
多くの方が最初に気にされるのが「色」です。
もちろん色は大切です。
しかし、私が写真を見るときは、
サイズ
色
表面の質感
ツヤの有無
角の形状
厚み
使用場所
などを総合して見ています。
特に床タイルの場合は、
見た目が似ているだけではなく、
その場所に使用できるタイルなのかも重要です。
今回のように屋外に近い床部分なら、
壁用の似た色のタイルを見つけただけでは
十分ではありません。
補修だからこそ、
元のタイルと新しいタイルの条件を
できるだけ合わせていきます。
7. 補修タイルを探している方へ
「30年前のタイルだから、もう無理だろう」
「メーカーも品番も分からない」
「たった2〜3枚だから、どこに聞けばいいか分からない」
そんな場合でも、
一度タイルオンラインにご相談ください。
まったく同じ商品が見つかるとは限りません。
でも、
今回のように現在販売されている
商品の中から近いタイルが
見つかることがあります。
ご相談いただくときには、
・タイル全体が分かる写真
・割れている場所を含めた少し離れた写真
・タイルにメジャーを当てた縦横の写真
・可能ならタイルの厚み
・必要な枚数
・玄関、浴室、外壁などの使用場所
このあたりを教えていただけると、
かなり探しやすくなります。
今回のお客様のように、
メジャーを当てた写真を
送っていただけると非常に助かります。
古いタイルを数枚直すために、
床を全部張り替えるのはもったいない。
今あるタイルを生かしながら、
傷んだところだけ直す。
私はこういう補修も、
タイルを長く使ってもらうための
大切な仕事だと思っています。
「こんな古いタイル、まだあるかな?」
と思ったら、
まずは写真を撮ってサイズを測ってみてください。
そこから一緒に探してみましょう。
タイルの良さと楽しさを伝えます。
タイルオンライン 高藤洋平
(よーへー)

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