大理石や磨きタイルは薄くできる?補修で厚みが合わないときの対処法

いつも美濃焼タイルとともに
思い出の空間を蘇らせる
タイルのコンシェルジュ、
タイルオンラインの高藤洋平です。

タイルの補修相談で、
ときどき聞かれるのが

大理石やタイルを
薄くできませんか?

というご相談です。

実はこれ、
古い建物の補修では
意外と重要な問題です。

今回は、

なぜ厚みが合わないのか。

タイルや大理石を
薄くすることはできるのか。

実際に薄くする場合の
注意点までお話しします。


目次

目次

  1. 補修タイルの厚みが合わない
  2. 昔のタイルは薄いことがある
  3. 下地を削れない現場もある
  4. タイルを薄くすることはできる?
  5. 削る作業はかなり大変
  6. 削る途中で割れることもある
  7. 必要枚数が読めない理由
  8. まずは写真・寸法を送ってください

1. 補修タイルの厚みが合わない

タイルを補修するとき、

色やサイズが合えば
それで大丈夫。

……とは限りません。

意外と問題になるのが
タイルの厚みです。

例えば、

既存タイルが8mm。

補修用に見つかった
新しいタイルが10mm。

たった2mmの違いでも
施工してみると、

補修した部分だけ
出っ張ってしまいます。

特に床の場合は
段差になるため、

できるだけ既存部分と
高さを合わせたいところです。


2. 昔のタイルは薄いことがある

こうしたご相談は、

昔の400角程度の
磨きタイルや、

古い大理石の補修で
よくあります。

現在入手できる商品より
既存品のほうが薄い。

そんな現場が
実際にあります。

古いタイルの補修では、

縦×横の寸法だけでなく
厚みも重要なんですね。


3. 下地を削れない現場もある

厚いタイルなら、

下地を少し調整すれば
納まる場合があります。

ところが現場によっては、

下地を削ることが
難しい場合があります。

例えばお風呂場など。

防水層などが関係するため、
安易に下地を削ることは
おすすめできません。

既存の状況によっては
下地を触れない。

でも、

新しいタイルは
既存品より厚い。

そこで出てくるのが、

タイルそのものを
薄くできませんか?

というご相談です。


4. タイルを薄くすることはできる?

答えとしては、

できなくはありません。

ただし、

簡単にできますよ

とは言えません。

写真のような
大判の石材なども、

裏面側を研削して
厚みを落とすこと自体は
可能な場合があります。

ただし、

材質や形状、
必要な研削量によって、

作業の難易度は
大きく変わります。

すべてのタイルや石材が
同じように加工できる
わけではありません。


5. 削る作業はかなり大変

薄くする場合は、

研磨機などを使って
裏側を少しずつ削ります。

これが想像以上に
大変な作業です。

例えば、

10mmのタイルを
8mmにしたい場合。

全面から均等に
約2mm削る必要があります。

大判になればなるほど
削る面積も増えます。

しかも、

ただ薄くすればよい
わけではありません。

極端な厚みムラが
出ないようにしながら、

割らないように
加工する必要があります。

大量生産の工場加工とは違い、
補修用の少量加工では
どうしても手間がかかります。


6. 削る途中で割れることもある

さらに難しいのが
破損のリスクです。

研削すると、

機械の振動や力が
タイルや石材に伝わります。

特に大理石などの天然石は、

石目や微細な亀裂などの
影響も受けます。

見た目には問題がなくても、

削っている途中で
割れてしまう可能性があります。

そのため、

10枚必要だから
10枚加工すれば大丈夫。

とは言えないんですね。


7. 必要枚数が読めない理由

例えば補修現場で、

薄くしたタイルが
10枚必要だとします。

加工前の商品を
12枚用意すればよいのか。

15枚なのか。

場合によっては
もっと必要なのか。

これは実際に加工しないと
分からないことがあります。

材質によっても
割れやすさは違います。

削る厚みによっても
リスクは変わります。

そのため、

通常のタイル販売とは
かなり事情が違います。

加工費だけでなく、

破損を見込んだ
予備材料についても
考える必要があります。


8. どうしても必要ならご相談ください

タイルオンラインでは、

どうしても既存タイルと
厚みを合わせたい。

下地を調整できない。

他に代替方法がない。

そんな場合には、

加工可能かどうかを
検討することがあります。

ただし、

加工の手間や
破損リスクがあるため、

通常の商品よりも
コストは大きく上がります。

まずおすすめしたいのは、

既存タイルの状況を
きちんと確認することです。

お問い合わせの際は、

施工場所の写真

タイルの縦・横寸法

現在のタイルの厚み

必要な枚数

この4点があると
判断しやすくなります。

特に厚みについては
できればmm単位で
測ってください。


古いタイルの補修は「厚み」も確認してください

補修タイル探しというと、

どうしても

色が似ているか。

サイズが同じか。

この2点に
目が行きがちです。

でも実際の施工では、

厚みが合うかどうかも
とても重要です。

特に昔の大理石や
400角の磨きタイルでは、

現在の商品と
厚みが違うことがあります。

タイルを薄くする加工は
不可能ではありません。

ただ、

手間もコストもかかり、
割れるリスクもあります。

だからこそ、

いきなり加工するのではなく、

まず現場を確認して
一番現実的な補修方法を
考えることが大切です。

古いタイルだからといって
すぐに諦める必要はありません。

写真を撮る。

サイズを測る。

厚みを測る。

そして状況を伝える。

この順番で
補修方法を探してみてください。

タイルオンラインでは、
古いタイルや大理石の
補修相談も承っています。

似たタイルがない。

厚みが合わない。

何を選べばよいか
分からない。

そんなときは
お気軽にご相談ください。

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