神戸屋レストランで見つけたレトロタイル!白い100角・10角モザイク・外竹が今見ても素敵

いつも美濃焼タイルとともに
思い出の空間を蘇らせる
タイルのコンシェルジュ、
タイルオンラインの高藤洋平です。

今回は親戚に会いに神戸へ。

せっかくなのでランチに立ち寄ったのが、

神戸屋レストラン 御影店

神戸屋レストラン 御影店 公式サイト

もちろんランチを食べに行ったのですが……

タイル屋としては、
どうしても料理より先に壁と床を見てしまいます。

そして、この神戸屋さん。

タイルがいい。

新品のピカピカした空間とはまた違う、
長年使われてきたタイルならではの雰囲気がありました。

目次

目次

  1. 神戸屋レストランで目に入った白いタイル
  2. 床に使われている100角タイル
  3. 壁にも白い100角タイル
  4. 今では珍しく感じる「外竹」の役物
  5. トイレの床には小さな10角モザイク
  6. 白いタイルが古く見えすぎない理由
  7. 古いタイルを全部壊さなくてもいい
  8. 補修タイルを探すときに確認してほしいこと

神戸屋レストランで目に入った白いタイル

店内に入ってまず目についたのが、

白を基調にしたタイル使いです。

厨房まわりの壁を見ると、白い角タイルがズラッと並んでいます。

ステンレスの厨房設備。

木部。

白いペンダントライト。

そして白いタイル。

この組み合わせがなんともいいんです。

今風に全部を作り替えたわけではないのに、
古臭い感じがしない。

むしろ少しレトロな雰囲気が、
お店の歴史や温かさにつながっています。

長くタイルを扱っていますが、
こういう場所を見ると、

「タイルって、年数が経ってからもいいな」

と改めて思います。


床に使われている100角タイル

入口付近で目についたのが、
白系の100角タイルです。

100角とは、
その名の通り約100mm角のタイル。

今では300角、600角といった大判タイルが増えていますが、
少し前の建物では100角タイルが本当によく使われていました。

住宅の玄関、浴室、トイレ。

店舗の床。

厨房やバックヤード。

今でも補修の問い合わせが多いサイズです。

神戸屋さんでは、
この100角クラスのタイルと
小さなモザイクタイルを組み合わせているところが面白い。

単純に白一色にするのではなく、
タイルの大きさを変えることで床に表情が生まれています。

タイルオンラインでも、
補修などに使いやすい
白系100角床タイルを扱っています。

白系100角タイルはこちら


壁にも白い100角タイル

そして厨房を見ると、
壁にも白い100角クラスのタイル。

これがまた格好いい。

白いタイルは清潔感があるので、
飲食店との相性が非常にいいんです。

さらに目地のラインが規則正しく入ることで、
何もない白壁よりも空間に表情が出ます。

写真を見ていただくと分かりますが、

白いタイル+黒っぽい目地+ステンレス

という組み合わせは、
今見ても十分格好いいですよね。

最近のカフェや店舗でも使えるデザインだと思います。

壁用の100角白タイルを探している方は
こちらも参考にしてください。

100角の白い壁タイルはこちら


今では珍しく感じる「外竹」の役物

そして私が特に気になったのが、

角の納まりです。

写真をよく見ると、
壁の角が丸くきれいに仕上がっています。

こうした場所に使われるのが
「外竹」などと呼ばれる役物タイルです。

タイルは平らな面に貼るだけではありません。

壁の角、出隅、段差などをどう納めるか。

昔のタイル施工を見ると、
この役物を本当に上手に使っています。

直角部分を単純にタイルの切断面で合わせるのではなく、
丸みのある役物を使う。

これだけで仕上がりが柔らかくなります。

こういう細かいところを見ると、

「昔のタイル仕事って、やっぱり面白いなあ」

と思います。

現在でも補修などで役物を探されている方が
いらっしゃいます。

外竹などの竹タイルはこちら


トイレの床には小さな10角モザイク

さらに面白かったのがトイレです。

床一面に使われていたのが、
とても小さなモザイクタイル。

10角クラスの小さなタイルが
びっしりと敷き詰められています。

そして白を中心にしながら、

細いブルーのラインがアクセント。

これがいい。

今見ると、逆に新鮮です。

大判タイルでは出せない
細かな目地のリズムがあります。

また、小さなモザイクタイルは細かな形状にも追従しやすいため、
昔から水まわりの床などで使われてきました。

トイレ、浴室などの古い建物を補修していると、

「この小さいタイル、まだありますか?」

というお問い合わせをいただくことがあります。

そんな時に候補になるのが10角モザイクです。

10角モザイクタイルはこちら


白いタイルが古く見えすぎない理由

今回、神戸屋さんを見ていて感じたのは、

白いタイルは時代を超えやすい

ということです。

100角タイルも10角モザイクも、
決して最近登場した商品ではありません。

むしろレトロな建物で
よく見かけるサイズです。

それなのに、

白を基調にして、木、ステンレス、
照明などとうまく組み合わせると、
今見ても格好いい。

流行のデザインだけを追うのではなく、
長く使える素材を選ぶ。

これもタイルの良さだと思います。


古いタイルを全部壊さなくてもいい

そして、もう一つ伝えたいことがあります。

古い建物をリフォームするとき、

「古いから全部剥がして新しくしよう」

となりがちです。

もちろん全面改修が必要な場合もあります。

でも、今回の神戸屋さんのような空間を見ると、

昔のタイルを活かすという選択肢も十分にある

と思います。

割れたところだけ補修する。

欠けた部分だけ交換する。

目地をきれいにする。

昔のタイルを残しながら、
新しい素材を少し組み合わせる。

それだけでも空間はかなり蘇ります。

何十年も建物を守ってきたタイルには、
新品にはない味があります。

私は補修タイルの相談を受けているからこそ、
使えるものまで全部壊してしまうのは、
ちょっともったいないなと思うんです。


補修タイルを探すときに確認してほしいこと

「うちにも同じような古い白タイルがある」

「1枚だけ割れてしまった」

そんな方は、
いきなり剥がしてしまう前に
一度確認してください。

タイルオンラインへお問い合わせいただく場合は、

①写真を撮る
②タイルそのものの縦×横サイズをmm単位で測る
③必要な枚数を伝える

この3点があると、かなり探しやすくなります。

特に「100角」と呼ばれていても、
実寸が97mmだったり100mmだったり、
年代やメーカーによって違う場合があります。

色についても、真っ白、アイボリー、
少しグレーがかった白など様々です。

できればタイル単体のアップ写真だけでなく、
周囲のタイルや目地まで写った少し引いた写真も撮ってください。

それだけで判断材料が増えます。


神戸屋で改めて感じた「タイルは長く使える」

今回は親戚に会いに神戸へ行き、
ランチで立ち寄った神戸屋レストラン。

パンや料理を楽しむつもりが、
結局私はタイルばかり見ていました。

100角の白い床タイル。

100角の白い壁タイル。

角をきれいに納める外竹。

そしてトイレに残る10角モザイク。

どれも派手ではありません。

でも、こういう昔ながらのタイルが建物の
雰囲気をつくっているんですよね。

新しいものだけが格好いいわけじゃない。

古いタイルを残し、
直しながら使っていくのも立派なリフォームです。

ご自宅や店舗で、

「昔の白いタイルが割れてしまった」
「同じサイズがどこにも売っていない」
「似たタイルで補修したい」

という場合は、
ぜひタイルオンラインへご相談ください。

写真を撮って、サイズを測って、
必要枚数を伝えていただければ、
一緒に探してみます。

古いタイルをもう一度
活かすお手伝いができれば嬉しいです。

タイルオンライン 高藤洋平

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