いつも美濃焼タイルとともに
思い出の空間を蘇らせる
タイルのコンシェルジュ、
タイルオンラインの高藤洋平です。
今回は有馬温泉へ。
結構豪華なホテルに泊まる機会がありました。
温泉も楽しみなのですが、
タイル屋を長くやっていると、
どうしてもホテルに入った瞬間から
床や壁を見てしまいます。
ロビー、廊下、エレベーター、スパへの通路。
いやあ、
やっぱり豪華なホテルは
タイルや石の使い方がうまい。
特に今回気になったのが、
黒と白。
非常にシンプルな色なのですが、
使い方次第で空間の印象がガラッと変わります。
今日は実際にホテルを歩きながら感じた、
高級感を出すタイル・石材の使い方をご紹介します。
目次
- 豪華なホテルで感じた「黒」の力
- 黒一色ではなく、白を組み合わせる
- 白いタイル・大理石もやっぱりいい
- タイルは「貼り方」でも高級感が変わる
- スパ周辺では床の表情も変わる
- ホテルのような雰囲気を住宅や店舗にも
- まとめ
1. 豪華なホテルで感じた「黒」の力
まず目を引いたのが、
黒を基調にした内装です。

エレベーター周辺などは、
かなり濃い色でまとめられていました。
黒い壁面に光沢が加わり、照明が映り込む。
これだけで一気に重厚感が出ます。
黒という色は面積が大きくなると
圧迫感が出ることもありますが、
ホテルのように照明や白い床材などと
うまく組み合わせると、逆に高級感を演出してくれます。
タイルオンラインにも、
こうした雰囲気づくりに
使える黒系の商品があります。

そして天然石なら、
黒系の大理石も存在感があります。
ホテルだけではなく、
店舗のエントランスや壁面、
玄関など、「ここだけは少し格好よくしたい」
という場所にも黒は使いやすい色だと思います。
2. 黒一色ではなく、白を組み合わせる
今回改めて感じたのが、
黒だけで豪華にしているわけではない
ということです。
写真を見るとよく分かります。
白系の床の周囲に黒いラインを入れたり、
白と黒の石を組み合わせて
模様を作ったりしています。
ロビーの床は特に見事でした。
大きな空間だからできるデザインではありますが、
白い石の中に黒い曲線を入れることで、
床そのものが一つのインテリアになっています。
タイル屋として見ると、
「床って、こんなに空間の印象を決めるんだな」
と改めて感じます。
住宅なら、
ここまで大掛かりにする必要はありません。
例えば玄関の白い床に
黒いラインを一本入れる。
壁一面だけ黒にする。
そんな使い方でも雰囲気はかなり変わります。
3. 白いタイル・大理石もやっぱりいい
そして白。
これもいいっすね。

明るい廊下の写真を見ると、
白をベースにした床と高い天井、
そこへ黒いラインが入っています。
黒を主役にした空間とはまったく違って、
こちらは明るく、広く、清潔感があります。
特に玄関、洗面、ホテル、
店舗などでは白系の
タイルや石材は非常に使いやすいです。
白系の天然石を探している方には、
こちらのような商品もあります。

真っ白に近い石を探すならタソスホワイトもあります。
白一色でまとめてもきれいですし、
今回のホテルのように黒をアクセントとして入れても面白い。
白と黒は定番ですが、やっぱり強い組み合わせですね。
4. タイルは「貼り方」でも高級感が変わる
もう一つ見ていただきたいのが、
床の割り付けです。
同じ長方形でも、
すべての目地を一直線に揃えているわけではありません。
目地をずらして貼ることで、
床にリズムが生まれています。

こういうところは工事業者さんには
特に見ていただきたい部分です。
同じタイルでも、
サイズ
色
目地幅
貼り方
周囲に入れるライン
この組み合わせで完成したときの
印象がかなり変わります。
高価な材料を使えば必ず
高級に見えるわけではありません。
材料の選び方と割り付け。
ここが非常に大事なんです。
5. スパ周辺では床の表情も変わる
スパへ向かう通路では、
ロビーとはまったく違う床になっていました。
落ち着いたグレー系。
照明も低い位置から当てられていて、
旅館らしい静かな雰囲気になっています。

さらに別の場所では、
表面に凹凸のある床材も使われていました。
同じホテルの中でも、
場所によって床材の表情を変えているんですね。
ここも参考になります。

ただし、水がかかる床や浴室、
屋外などでタイルを選ぶ場合は、
見た目だけで決めてはいけません。
滑りにくさや施工場所への適性など、
商品の仕様確認が必要です。
「ホテルで格好よかったから同じようなものを自宅にも使いたい」
そんな場合は、
まず使用場所を教えてください。
屋内壁なのか、玄関床なのか、屋外なのか。
それによっておすすめするタイルは変わります。
6. ホテルのような雰囲気を住宅や店舗にも
豪華なホテルを見て、
「こんなの一般住宅では無理だよ」
と思うかもしれません。
でも、全部を真似する必要はありません。
今回私が一番参考になると思ったのは、
黒と白のコントラストです。
例えば玄関なら、
白系の床に黒系をアクセントとして使う。
洗面なら、一面だけ黒いタイルを貼る。
店舗なら、
入口やカウンター周辺だけ大判の黒タイルを使う。
こうすれば、施工面積を抑えながら
空間の印象を大きく変えることができます。
リフォームやDIYでは、
この「一部分だけ変える」
という方法もおすすめです。
7. まとめ
有馬温泉の豪華なホテルを歩いていて、
改めて感じました。
黒は空間を引き締める。
白は空間を明るく広く見せる。
そして黒と白を組み合わせると、
ぐっと高級感が出る。
タイルや天然石は、
単なる床材・壁材ではありません。
色、質感、貼り方によって
空間そのものの印象を変えられる建材です。
旅行に行ってまで床ばかり見ているのは、
完全に職業病ですね。
でも、こうやって実際の建物を見ると、
「この使い方は住宅にも応用できそうだな」
「この貼り方は店舗にいいな」
と、いろいろ発見があります。
もしご自宅や店舗で、
「ホテルみたいな黒いタイルを使いたい」
「白い大理石調で玄関を明るくしたい」
「この写真のような雰囲気にしたい」
というご相談がありましたら、
施工予定場所の写真と寸法を撮って、
使用場所と必要数量をお伝えください。
タイルオンラインで一緒に探してみましょう。
今回の写真は実際のホテルで
私が気になって撮ったものです。
皆さんもホテルや店舗へ行ったとき、
ぜひ一度「床と壁」に注目してみてください。
今までと少し違った建物の見え方がして、結構面白いですよ。
タイルの良さと楽しさを伝えます。
タイルオンライン 高藤洋平
(よーへー)

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