いつも美濃焼タイルとともに
思い出の空間を蘇らせる
タイルのコンシェルジュ、
タイルオンラインの高藤洋平です。
今回は北海道研修の続きです。
金曜日・土曜日の弾丸研修ツアーだったため、
移動も多く、残念ながらいつものように
じっくりタイルを見る時間はありませんでした。
それでも建物に入ると、
ついつい壁や床を見てしまうのがタイル屋の性。
今回は北海道で見つけた
トイレや魚市場のタイルをご紹介します。
目次
- 北海道でもトイレのタイルは意外と変わらない
- 壁には昔ながらの100角タイル
- 床にも丈夫な100角タイル
- 魚市場で見つけた珍しいX柄の床タイル
- 古いタイルは同じものが見つからないことも
- トイレや水回りのタイル補修もご相談ください
北海道でもトイレのタイルは意外と変わらない
今回いろいろな施設を見ていて感じたのが、
北海道といえども、
トイレに使われているタイルはそれほど変わらないな

ということでした。
写真のトイレを見ると、
壁には100角程度のタイルがびっしり。
白やアイボリー系のタイルは清潔感があり、
水回りとの相性もいい。
少し昔の公共施設、学校、病院、駅、店舗などでは
本当によく見かける組み合わせです。
最近は大判タイルも増えていますが、
こうして見ると100角タイルもやっぱりいいですね。
壁には昔ながらの100角タイル
壁に使われているのは、
ツヤのある100角クラスのタイル。

100角タイルというのは、
その名の通り約100mm角のタイルです。
昔からトイレや洗面所、浴室、厨房などの
水回りにたくさん使われてきました。
タイルオンラインでも補修用として
100角の壁タイルを取り扱っています。
昔の100角タイルを探しているお客様から、
トイレの壁を数枚だけ直したい
割れてしまった1枚だけ交換したい
というお問い合わせを
いただくことも多い商品です。
ただし、昔のタイルと現在のタイルでは寸法や色、
厚み、表面のツヤなどが微妙に違う場合があります。
補修の場合は、
まず既存タイルの実寸を測ってみてください。
床にも100角タイル
床を見ると、
こちらにも100角クラスの床タイルが使われています。
壁用とは違い、床には歩行に耐えられる丈夫さや、
場所によっては滑りにくさも必要になります。

昔の公共施設などを見ていると、
こうした小さめの床タイルは本当に多いですね。
部分的に割れたり欠けたりして、
このタイル、まだありますか?
という相談につながりやすいサイズでもあります。
魚市場で見つけた珍しいX柄の床タイル
そして今回、一番気になったのがこちら。
魚市場で見つけた床タイルです。
表面に大きくXのような凹凸模様が入っています。
これは面白い。
私もいろいろな古いタイルを見てきましたが、
この柄は珍しく、初めて見ました。

水を使う場所ですから、
表面にしっかり凹凸をつけて滑りにくさを
考えた床材だったのでしょう。
長年使われて表面がすり減っているところもあり、
その姿からも相当な年月、
人の足元を支えてきたことが伝わってきます。
こういうタイルを見ると、
昔のタイルメーカーは
いろいろ考えて作っていたんだなあ
と感心します。
残念ながら、
このX柄とまったく同じタイルを現在の商品から探すのは、
かなり難しそうです。

古いタイルは同じものが見つからないことも
タイル補修で難しいのがここです。
建物は30年、40年と使われます。
ところが、
その間にタイルメーカーが廃業したり、
商品が廃番になったりします。
そのため、
同じタイルを1枚だけ欲しい
と言われても、
完全に同じものが存在しないケースがあります。
特に今回のX柄のように特徴的なタイルは、
同じ商品を探すよりも、
サイズが近いもの
色が近いもの
用途に適したもの
という順番で代替品を考えた方が現実的な場合もあります。
だからこそ、古いタイルの補修では写真だけでなく、実際の寸法がとても重要です。
縦×横×厚みをmm単位で測っていただくと、候補を探しやすくなります。
トイレや水回りのタイル補修もご相談ください
北海道まで来ても、結局タイルを見てしまいました。
そして改めて感じたのは、
100角タイルって、本当に日本中の建物を支えてきたんだな
ということ。
トイレ、洗面所、浴室、厨房、学校、駅、公共施設。
決して派手ではありません。
でも水に強く、掃除しやすく、長く使える。
何十年経っても現役で使われている姿を見ると、
タイルという材料の良さがよく分かります。
そして、
古くなったからといって全部を
壊して張り替える必要はありません。
割れたところだけ、
傷んだところだけ補修できる可能性もあります。
昔の100角タイルや床タイルを探している方は、
タイルの写真
縦×横の実寸
必要枚数
を確認して、
ぜひタイルオンラインまでご相談ください。
北海道の魚市場で見つけたX柄タイルのように、
まったく同じものが見つからない場合もあります。
それでも、
できるだけ違和感の少ない
補修方法を一緒に考えていきたいと思います。
古い建物の思い出を残しながら、
必要なところだけ直して、また長く使う。
これもタイル補修の良さですね。
タイルの良さと楽しさを伝えます。
タイルオンライン 高藤洋平
(よーへー)

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