いつも美濃焼タイルとともに
思い出の空間を蘇らせる
タイルのコンシェルジュ、
タイルオンラインの高藤洋平です。
昨日は仕事を少し離れて、
ロータリーの行事へ。
ガバナー公式訪問ということで、
多治見市内の3つのロータリークラブが集まる
3RCの会合が開催されました。
今回は私が所属する
リバーサイドロータリーが主催ということで、
私も運営側として会場設営に参加。

会場は多治見市産業文化センター5階の大ホールです。
そして会場を準備しながら、
やっぱり私が気になってしまったものがあります。
そうです。
タイルです。
しかも、
今ではなかなか見かけなくなった、
ちょっと珍しいタイルが使われていました。
今日はロータリーの話から、
昔よく使われていた
磨きの二丁掛タイルについてご紹介します。
目次
- ガバナー公式訪問で3つのロータリーが集合
- 会場は多治見市産業文化センター
- やっぱり目に入ってしまうのはタイル
- 昔は時々見かけた磨きの二丁掛タイル
- なぜタイルを磨くのか?
- 今でも同じようなタイルは作れる?
- 古い建物のタイルは面白い
- 廃番タイル・古いタイルの補修もご相談ください
ガバナー公式訪問で3つのロータリーが集合
昨日はガバナー公式訪問でした。
多治見には3つのロータリークラブがあり、
今回はその3つが集まっての会合です。
私が所属しているのはリバーサイドロータリー。
今回はリバーサイドロータリーが主催ということで、
会員のみなさんと一緒に会場設営などを行いました。

こういった大きな会合は、
始まってしまえば華やかなものですが、
その前には机を並べたり、
受付を準備したり、
旗を設置したりと、いろいろな準備があります。
私も運営側としてお手伝いです。
会場は多治見市産業文化センター
会場となったのは、
多治見市産業文化センター5階の大ホール。
多治見で暮らしている方なら、
一度は訪れたことがあるかもしれません。
そしてタイル屋として建物の中を歩いていると、
どうしても普通の人とは違うところを見てしまいます。
壁を見る。
柱を見る。
床を見る。
そして、
このタイル、懐かしいなぁ。
となるわけです。
やっぱり目に入ってしまうのはタイル
今回気になったのが、
写真の柱などに施工されている細長いタイルです。

一見すると昔ながらの二丁掛タイルなのですが、
よく見ると一部分だけ表面がツルッと光っています。
照明がきれいに映り込むくらいの艶があります。
これは汚れて光っているわけではありません。
磨き仕上げをしたタイルです。
今ではあまり見かけなくなりましたが、
昔はこうした二丁掛タイルの
磨き仕上げが使われることがありました。
昔は時々見かけた磨きの二丁掛タイル
二丁掛タイルといえば、
建物の外壁などに昔から
よく使われてきた定番サイズのタイルです。
通常は焼き上がったタイルの
表面をそのまま生かします。
ところが今回のタイルは違います。
焼き上げたタイルの表面を後から研磨して、
表情を変えているんですね。
写真を見ていただくと分かりやすいと思います。
通常のフラットな部分と比べて、
磨いた部分は明らかに光の反射が違います。
同じような色のタイルでも、
マットな面
と
磨いて艶を出した面
を組み合わせることで、
壁面に変化をつけることができます。
派手な色を使わなくても、
光の反射だけでデザインが生まれる。
なかなか面白い使い方です。
なぜタイルを磨くのか?
タイルの表面を研磨すると、
通常のタイルとは違った質感になります。
光が当たったときに艶が出て、
見る方向によって表情が変化します。
今回の建物でも、
マットなタイルの中に磨きタイルが入ることで、
横方向のラインが強調されています。
今見ると少しレトロな雰囲気もありますが
私はこういうタイルの使い方が好きです。
昔の公共施設やホテル、
商業施設などを見ると、
こんな手間のかかることをやっていたんだなぁ。
と思うタイルに出会うことがあります。
大量生産・低コストだけではない、
建物に少し特徴を持たせようという
工夫が感じられます。
今でも同じようなタイルは作れる?
では、
このような磨きの二丁掛タイルは
今でも作れるのか?
という話です。
方法としては可能です。
今回のものは、
弊社で扱っているタイルでいえば
STG-2-40あたりのような
二丁掛タイルを磨いたイメージに近いですね。

ただし、
当然ながら通常品と同じ価格ではできません。
タイルを焼いて終わりではなく、
その後さらに表面を研磨する工程が
必要になるからです。
一枚一枚に加工を加えるわけですから、
その分どうしてもコストが上がります。
そのため現在では、
こうした仕様を一般的な建物で
採用する機会はかなり少なくなりました。
だからこそ、
昔の建物で見つけると面白いんです。
古い建物のタイルは面白い
タイルオンラインでは毎日のように、
30年前のタイルを探しています。
40年前に建てたマンションのタイルが割れました。
同じものはありませんか?
といった補修のご相談をいただきます。
当然、
当時の商品がそのまま残っているとは
限りません。
メーカーがなくなっていたり、
シリーズそのものが廃番に
なっていたりすることもあります。
今回の磨きタイルのように、
現在ではあまり一般的ではない
加工が施されている場合もあります。
だから古いタイルの補修では、
サイズだけ合わせればいい
というわけではありません。
色。
表面の艶。
凹凸。
形状。
目地幅。
そして建物全体で見たときの雰囲気。
いろいろな要素を確認しながら、
できるだけ違和感の少ないものを探していきます。
廃番タイル・古いタイルの補修もご相談ください
ロータリーのガバナー公式訪問の
会場設営に行ったはずなのに、
結局タイルを見ている。
これはもう職業病ですね。
でも、
こうして昔の建物に残っているタイルを見ることも、
補修タイルを探す仕事にはとても勉強になります。
古い建物には、
その時代だからこそ作られた
面白いタイルがたくさん残っています。
もし、
外壁タイルが1枚だけ割れてしまった。
昔のタイルなので
メーカーも品番も分からない。
廃番と言われて困っている。
似たタイルでもいいので補修したい。
そんなときは、
ぜひタイルオンラインへご相談ください。
タイル全体が分かる写真、
表面のアップ、
縦横の実寸サイズなどがあると、
より探しやすくなります。
まったく同じものが見つからなくても、
現在入手できるタイルの中から
補修に使えそうなものをご提案できる場合があります。
古い建物を壊して新しくするだけではなく、
使えるものを残しながら、
必要なところだけ直していく。
タイルはそんな補修にも向いている建材です。
今回のような昔の磨きタイルを見ると、
このタイルも長い間、
この建物を見守ってきたんだろうなぁ。
なんて思ってしまいます。
ロータリーのガバナー公式訪問から、
最後はやっぱりタイルのお話になりました。
それではまた、
街で面白いタイルを見つけたらご紹介します。
タイルの良さと楽しさを伝えます。
タイルオンライン 高藤洋平
(よーへー)

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