10月10日は“銭湯（1010）の日”！昭和レトロな銭湯タイル徹底ガイド【DIYリメイクにも】

2025年10月10日

DIY好きのあなたへ。懐かしい“銭湯の質感”は、実はご自宅の洗面・浴室・玄関ニッチでも再現できます。昭和レトロな定番タイルを、用途別にサクッと解説＆商品リンク付きでまとめました。

いま“銭湯タイル”がまた熱い理由
まずは見に行く：モザイクタイルミュージアム4F
昭和レトロな銭湯タイル7選（用途別）
DIYで取り入れるコツ（必要量の目安・目地色・接着剤）
レトロ空間づくりのチェックリスト
参考リンク

いま“銭湯タイル”がまた熱い理由

銭湯は「清潔＋癒やし＋コミュニティ」を支えてきた日本の文化。ここ数年は再評価と改修が進み、各地で“昭和レトロ”の魅力が見直されています（話題記事も多数）。
リニューアルや新装の計画がある方、レトロ好きのDIY派には追い風の流れです。
→ 参考：https://news.yahoo.co.jp/articles/e182eb99d9e5835f4f22740123036e9feee96714

まずは見に行く：モザイクタイルミュージアム4F

多治見市のモザイクタイルミュージアム4Fには、かつて銭湯で使われてきたタイル壁画や装飾が展示されています。色面の切り替え、柄タイルの使い方、目地の取り方など、現場の“正解例”が一度に学べるのが最高。
→ 常設コレクション：https://www.mosaictile-museum.jp/collection/

写真1のイメージ：富士山モチーフや波文様の壁画タイル
- 10mm角をベースに下記の**リップル（波紋面）**をアクセントに入れると雰囲気がグッと出ます。
- 10角モザイク：https://item.rakuten.co.jp/tileonline/mozaic10mm/
- リップル：https://item.rakuten.co.jp/tileonline/ripple/

昭和レトロな銭湯タイル7選（用途別）

A. 10角モザイク＆リップル：壁画・装飾の王道

使いどころ：浴場の壁面装飾、洗面ニッチ、腰壁のアクセント。
推しポイント：色数・表情が豊富で、**図案（富士山・波・市松）**を組みやすい。
- 10角モザイク：https://item.rakuten.co.jp/tileonline/mozaic10mm/
- リップル：https://item.rakuten.co.jp/tileonline/ripple/

B. 玉石（玉砂利タイル）：初期銭湯の床感を再現

使いどころ：エントランス床、浴場の腰掛まわり、外部アプローチ。
推しポイント：ランダム貼りでもまとまりやすく“初期銭湯”の空気感に。
- 玉石：https://item.rakuten.co.jp/tileonline/tamaisi/
- ぺブルストーン：https://item.rakuten.co.jp/tileonline/peblestone/

C. N番25角：薄くて加工しやすい“ザ・定番”

使いどころ：浴室壁、洗面、トイレ腰壁。
推しポイント：薄くて小回りが利く。柱際や端部の加工もラク。
- N番25角：https://item.rakuten.co.jp/tileonline/25nbannami/

D. 丸モザイク：曲面・R面の鉄板

使いどころ：曲面の出隅、手洗い鉢まわり、浴槽外周。
推しポイント：Rに追従して貼りやすい。目地表情がレトロ。
- 27丸デント：https://item.rakuten.co.jp/tileonline/27marudento/
- 19丸モザイク：https://item.rakuten.co.jp/tileonline/19maru/

E. Cスレンダー：手すりまわり・曲面の細密仕上げ

使いどころ：手すり・浴槽縁・入隅/出隅の細いライン取り。
推しポイント：細長ピースで柔らかい曲率にも対応。
- Cスレンダー：https://item.rakuten.co.jp/tileonline/8006-c-slender/

F. 100角壁タイル：キッチン・浴室の“顔”

使いどころ：浴室壁・キッチン腰壁。“昭和っぽさ”を一発で演出。
推しポイント：5mm厚の軽やかさで施工しやすい。
- 100角壁タイル1：https://item.rakuten.co.jp/tileonline/kabe100-1/
- 100角壁タイル2：https://item.rakuten.co.jp/tileonline/p10-fc/

G. 45角モザイク：公共浴場でもおなじみ

使いどころ：床・腰壁・洗い場の汎用モザイク。
推しポイント：水捌け・目地量・視認性のバランスがよい。
- 45角（5050）：https://item.rakuten.co.jp/tileonline/5050/
- 45角（紙貼り）：https://item.rakuten.co.jp/tileonline/mozaic50p/

DIYで取り入れるコツ（必要量の目安・目地色・接着剤）

1) 必要シート数のざっくり計算

シート実寸を商品ページで確認（例：300×300mm=0.09㎡/枚）。
必要㎡ ÷ 1枚あたりの㎡ = 必要枚数。
端部カット・ロス分として**＋10％**を目安に。

2) 目地色で“昭和感”を調整

ホワイト系：清潔感・明るさ重視（浴室壁に）。
ライトグレー：レトロな落ち着きが出る万能色。
ダークグレー：模様をキリッと見せたい時。
※富士山や波柄など多色使いの壁画は、ライトグレーが締まり過ぎず◎。

3) 接着剤・目地材

壁：弾性接着剤系 or 下地に応じたセメント系。
目地：防カビタイプ推奨。
当店でご相談いただければ、部位・タイル厚み・下地（石膏ボード／モルタル／合板）に合わせてスパボンド／SUPAMEJI等の最適組み合わせをご案内します。

4) 下地と防滑

**床は“床用（防滑）”**を選定。浴室床で壁用タイルはNG。
屋外や濡れ場は勾配と排水をセットで考えると失敗しません。

レトロ空間づくりのチェックリスト

□ 貼る面積を絞る（全面より“帯”や“腰壁”が効く）
□ 柄もの×無地を7:3か3:7でミックス（中途半端に半々は散らかりやすい）
□ 端部役物 or 見切り材で仕上げの品を出す
□ 照明は電球色2700–3000Kで“昭和の肌ざわり”に
□ メンテ想定で替えタイルは＋5～10枚保管

参考リンク

銭湯ブームの話題記事：https://news.yahoo.co.jp/articles/e182eb99d9e5835f4f22740123036e9feee96714
モザイクタイルミュージアム（多治見）常設：https://www.mosaictile-museum.jp/collection/

まとめ（店長コメント）

“1010＝銭湯の日”は、日本のタイル文化を思い出す日でもあります。レトロは古いだけじゃない。機能と情緒が共存するから、今でも新しい。
ご自宅の洗面やニッチから、まずは小面積で一枚貼りの楽しさを体験してみてください。設計・数量・副資材選定まで、タイルオンラインが伴走します！

リンク付き商品一覧（本文中にも掲載）