伝説をつなぐ黄色い縦筋レンガタイル:補修と復刻への挑戦

こんにちは!いつも美濃焼タイルとともに、タイルオンラインの高藤洋平です😊。

今回ご相談いただいたのは、愛知県の補修案件に関するもの。テーマは、なんと「縦筋の黄色いレンガタイル」。個人的に心をくすぐられるタイルで、相談を受けた瞬間から気持ちが高まりました!


愛知発の伝説的な黄色い煉瓦

皆さん、愛知発地域ドラマ『黄色い煉瓦』をご存じでしょうか?このドラマは、アメリカの建築家フランク・ロイド・ライトと帝国ホテルをめぐるエピソードを描いたものです。ドラマの中心となる黄色い煉瓦は、愛知県常滑で作られたスクラッチレンガです。

この伝統ある煉瓦は、常滑の職人技によって生み出されました。さらに、ライトが設計した帝国ホテルの一部は、現在も愛知県の明治村に移築され、その美しさを保っています。


常滑の黄色スクラッチタイルの風合い

常滑で作られた黄色の煉瓦は、吸水性が高く、時を経るごとに風化していく独特の美しさがあります。この経年変化が、ライトの建築とともに一層の味わいをもたらしてきました。

しかし、現代ではまったく同じ煉瓦の製造が行われておらず、補修には工夫が必要です。例えば、帝国ホテルで使われた「二丁掛サイズ」のブリックタイルは、今でも製造されていますが、微妙な色味や質感は完全には再現できません。


タイルオンラインのおすすめ補修タイル

そこで、今回ご提案するのは「二丁掛タイルをカットして使う」という補修方法。タイルオンラインでは、次のようなアイテムを取り揃えています。


煉瓦タイルの魅力と現代での使い方

磁器質の美濃焼タイルと異なり、常滑の煉瓦は柔らかく吸水率が高いため、使い勝手に注意が必要です。汚れがつきやすく、割れやすい面もありますが、そうした弱点こそが、風合いを深める要因となります。時間の経過とともに美しく変化する煉瓦は、まさに職人技の結晶です。


まとめ

タイル補修のご相談はいつでもタイルオンラインにお任せください!今回のような黄色の縦筋レンガタイルのように、伝統と歴史を受け継ぐ素材の補修には工夫が求められます。ですが、それこそがタイルの面白さでもあります。タイルの奥深い世界を一緒に探ってみませんか?

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