名駅前「虎士」さんのタイル探訪|庵治石×青海波×モザイク、名古屋らしい上質空間

名古屋らしい上質タイル

名古屋駅前「AJIMICHI」内のふぐ料理店「虎士」さんを訪問。庵治石の壁や青海波模様の黒タイル、モザイクやレジーア100角など、素材の美しさを活かしたタイルづかいを紹介します。


目次

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はじめに:名駅前「AJIMICHI」へ

こんにちは!
いつも美濃焼タイルとともに、タイルオンラインの高藤洋平です。

今回は名古屋駅前にある複合施設、
👉 AJIMICHI(あじみち) に行ってまいりました。

この一角にあるのが、ふぐ料理の名店 「虎士(とらじ)」さん(→ 公式サイトはこちら)。
外観・内装ともに“上質な和”をテーマにした、まさに名古屋らしい重厚感のある空間でした。


白御影300×600の階段を降りると

入口へ向かう階段には、白御影石の300×600角タイルが使われています。
▶ 商品ページ:
白御影石(300×600)

白御影の清潔感と光沢が、地下へと続く階段を明るく上品に見せてくれます。
こういう“導線の品格づくり”にも、タイルと石材の力って大きいですね。


圧巻の庵治石割肌壁面

階段を降りて店内に入ると、まず目を引くのが**庵治石(あじいし)**の壁。
大判の割肌仕上げで、石の荒々しさと高級感が見事に両立しています。

庵治石は香川県産の銘石で、細かな結晶模様と青みを帯びた質感が特徴。
割肌を活かすことで陰影が強く出て、照明の演出とも相まって“静かに主張する存在感”を放っていました。
まさに「和のラグジュアリー」そのもの。


床に広がる「青海波」模様の黒タイル

足元に目をやると、黒いタイルの上に青海波(せいがいは)文様が彫り込まれていました。

青海波は古くからの吉祥文様で、「繁栄」「長寿」「平穏」を意味します。
黒の艶やかなタイルに波模様が浮かび上がり、光の角度で模様がゆらめくように見える。
落ち着いた空間の中に、まるで水面のような“動”を感じさせる美しい仕上げでした。


虎士さんの玄関と内装タイル

そして肝心の「虎士」さんのタイルづかい。
まず玄関には、凹凸の大きなモザイクタイル
陰影が強く出るため、照明が当たるとまるで彫刻のような立体感が生まれます。
入店前から期待感が高まる、見事な演出です。

店内にはなんと、レジーア100角タイルが採用されていました。
独特の艶と発色を持つ珍しいタイルで、
“和モダン”な空間の中にほんのり洋の要素をブレンドしています。
こうした素材選びのセンスは本当に参考になりますね。


まとめ:名古屋の“和のラグジュアリー”を支える素材力

名駅前という都会の中心にありながら、
石とタイルの存在感で“静寂と格調”を両立している「虎士」さん。

  • 白御影の階段
  • 庵治石の割肌壁
  • 青海波文様の黒タイル
  • レジーア100角の内装

それぞれが素材の質感を最大限に引き出し、
“素材で語る空間デザイン”を体現していました。

これこそが、タイルと石の力で空間を演出する真骨頂ですね。
店舗設計・リフォームのヒントを探している方は、ぜひ一度足を運んでみてください。


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