こんにちは。
美濃焼タイルとともに暮らす、タイルオンラインの 高藤洋平 です。
出張や移動の合間に、つい“タイル探しの散歩”をしてしまうのですが、
最近 福井県と愛知県の街角で、思わず足を止めた昭和レトロなタイルたち に出会いました。
せっかくなので今日は、タイル好きの方、補修でお困りの方、
そして“レトロ好き”の皆さまにも楽しんでもらえるよう、写真とともにご紹介します。
目次
- 昭和を象徴する幾何学パターン外壁タイル(福井)
- 懐かしい“25角×四角×紺のアクセント”がかっこいい
- 歩道やエントランスで見かけるスロープ床タイル
- かわいい絵タイルがついた昭和のトイレ壁タイル
- 愛知で見た「100角×小口×鉄砂色」赤系の美学
- 最後に|昭和タイルは“簡単に再現できない魅力”がある
1. 昭和を象徴する 幾何学パターン外壁タイル(福井)
まずはこちら。
外壁に使われていた 25角タイルを組み合わせた幾何学模様。
白地のタイルに、紺色で「X(エックス)」を描いています。
こういう 手間がかかる貼りパターン、本当に現代では見られなくなりました。

もし今やろうとすると…
タイル代 + 割付職人の手間 = なかなかの金額です(笑)
でも“昔の仕事”は美しいですね。
時代とともに薄れていく技術を街に見つける感覚がたまらない。

2. スロープ床タイルの懐かしい存在感
次に、歩道やお店の入口あたりに多い 100角系のスロープタイル。
中央に丸い凸がついたタイプ。
現在で比較的近いのはこのあたりです:

- SW100-1
https://item.rakuten.co.jp/tileonline/3002-sw100/ - 段鼻・コーナー付き
https://item.rakuten.co.jp/tileonline/3002-sw100k/ - コーナー曲面タイプ
https://item.rakuten.co.jp/tileonline/3002-sw100kc/
昔は「滑り止め」と「耐久性」をとにかく重視したタイルが多かった。
50年使われても存在感を失わない、これぞ建材の役割です。
3. トイレの壁の“絵タイル”文化
今回も見つけました。
白い100角の中に草花が描かれた絵タイル。
昭和の住宅や喫茶店トイレでよく見たあれです。

現代は無地・シンプル化が進んで、こういう“遊び心”が減りましたね。
今でも少し似た雰囲気だとこちら:
https://item.rakuten.co.jp/tileonline/kabe100-1/
「かわいいね」と言われるタイルって、やっぱり良い。
4. 愛知で出会った 赤系 × 小口 × 鉄砂色 の組み合わせ
外装と土間のつながりに使われていた、

- 100角の赤レンガ調タイル
https://item.rakuten.co.jp/tileonline/tn-100/
https://item.rakuten.co.jp/tileonline/tn-100-w/ - ST208鉄砂色の小口タイル
https://item.rakuten.co.jp/tileonline/hidakoguticha/
この組み合わせ、昭和〜平成初期の喫茶店の王道。
そして、今見ても… かっこいい。
赤系は時間を重ねると“渋く”育つんですよね。
5. 最後に|昭和タイルは“簡単に再現できない魅力”がある
昭和のタイルは、
- 手間をかけていた
- 割付の美意識があった
- 多少のムラや表情に“温度”があった

だから、今見ると 「懐かしい」ではなく「美しい」 と感じるのだと思います。
もし店舗・自宅の補修や貼り替えを検討されている方へ。
「完全に同じものはない。でも“近い雰囲気”は再現できる。
そのご提案なら、タイルオンラインにお任せください。」
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タイルの良さと楽しさを伝えます。
タイルオンライン 高藤洋平
(よーへー)

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