目次
- はじめに:40代・50代なら通ってきた道?ゲーム「三國志」
- 歴史ロマン:三国志の時代に「タイル」はあったのか
- タイルのご先祖様「塼(せん)」とは
- 現代に受け継がれる「焼き物建材」の強さ
- まとめ:歴史を感じるレンガタイルはいかが?
1. はじめに:40代・50代なら通ってきた道?ゲーム「三國志」
いつも美濃焼タイルとともに タイルオンラインの高藤洋平です。
今日は少しタイルの話から離れて、趣味と歴史の話を。 本日12月10日は、ゲームメーカー光栄(現コーエーテクモゲームス)の歴史シミュレーションゲーム「三國志」の第一作が発売された日だそうです。 記念日として制定されているとのこと。
私自身、今48歳ですが、ドンピシャの世代です。 私が特にはまったのは「三國志3」あたりからでしょうか。 友達と夜な夜なやり続けて、そこから歴史の面白さにのめり込みました。
ゲームだけでなく、漫画も読み漁りましたね。 劉備玄徳が主役の正統派、横山光輝先生の「三国志」。 そして、曹操孟徳を主役にしたダイナミックな描写がたまらない、王欣太先生の「蒼天航路」。 何度読み返したかわかりません。
このブログを読んでくださっている40代から50代の工事業者様や男性の皆様の中にも、 「俺は断然、呉の孫権派だ」 「いやいや、呂布の武力だろ」 なんて、熱く語れる方が多いのではないでしょうか。
2. 歴史ロマン:三国志の時代に「タイル」はあったのか
さて、そんな約1800年前の中国、三国志の英雄たちが活躍した時代。 彼らが暮らしていた宮殿や城に、「タイル」はあったのでしょうか?
結論から言うと、現在私たちが扱っているような薄くて硬い「磁器質タイル」や「施釉タイル」は、まだ存在しません。
しかし、そのルーツとなる建材はしっかりと存在していました。 それが「瓦(かわら)」と「塼(せん)」です。
瓦については、現在でも日本の三州瓦などが有名ですね。 屋根を守る重要な建材として、当時から焼成技術が確立されていました。
3. タイルのご先祖様「塼(せん)」とは
では、壁や床はどうだったのか。 そこで登場するのが「塼(せん)」という素材です。
これは、粘土を型に入れて固め、乾燥させて焼き締めたもの。 用途としては、建物の壁の装飾や、床の舗装に使われていました。 現代で言うところの「レンガ」や「テラコッタタイル」、あるいは「敷き瓦」に近い存在です。
土を練り、形を作り、火で焼いて、建物を守る。 やっていることは、今の美濃焼タイルと基本的には変わりません。 三国志の英雄たちも、もしかしたらこの「塼」が敷き詰められた床を踏みしめて、天下統一の策を練っていたのかもしれませんね。
4. 現代に受け継がれる「焼き物建材」の強さ
そう考えると、焼き物(セラミック)という建材がいかに優れているかがわかります。 1800年以上前から、人類は「土を焼くと強くなる」ことを知り、雨風から建物を守るために使い続けてきたのです。
木材は腐りますし、鉄は錆びます。 しかし、焼き物は割れない限り、その姿を留め続けます。 遺跡から当時の塼や瓦が出土するのが何よりの証拠です。
現代のタイルは、その技術がさらに進化し、 ・汚れにくい釉薬 ・滑りにくい表面加工 ・凍害に強い吸水率の低さ などを手に入れました。
しかし、「建物を長く守る」という本質は、三国志の時代から変わっていないのです。
5. まとめ:歴史を感じるレンガタイルはいかが?
今日は少し歴史のロマンに浸ってみました。
もし、ご自宅のリフォームや店舗の改装で 「歴史の重みを感じるような空間にしたい」 「クラシックで落ち着いた雰囲気が好き」 と思われたら、レンガ調のタイルや、土の風合いを残した床タイルがおすすめです。
現代の技術で作られた「令和の塼(せん)」を、ぜひ取り入れてみてください。 曹操や劉備に負けないくらい、立派な「城(マイホーム)」作りをお手伝いします。
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