目次
- はじめに:座れるアート「タイルチェア」の魅力
- 疑問解決:土台は何で作る?プロが教える裏技素材
- 施工事例①:ジブリパーク大倉庫のオリジナルタイル
- 施工事例②:モザイクタイルミュージアム前のポップなベンチ
- 施工事例③:幾何学模様が光る!100周年祭&公園ベンチ
- 必要な材料はすべてここで揃います
- まとめ:庭や店舗に「座れる彩り」を
1. はじめに:座れるアート「タイルチェア」の魅力
いつも美濃焼タイルとともに。 タイルオンラインの高藤洋平です。
昨日のブログでは、多治見市役所にある赤・黒・白のスタイリッシュなベンチをご紹介しました。 本日はそこから一歩踏み込んで、**「モザイクタイルチェア(ベンチ)」**の世界を深掘りします。
「タイルを貼った椅子?」と思われるかもしれませんが、実はメリットだらけなんです。
- デザインが自由自在: 自分の好きな色、柄で世界に一つの家具が作れる。
- 圧倒的な耐久性: タイルは耐水・耐熱・耐候性に優れたセラミック。雨ざらしの屋外でも色が褪せません。
お庭のガーデニングチェアとして、あるいは店舗の待合ベンチとして、これ以上ない素材なんですよ。
2. 疑問解決:土台は何で作る?プロが教える裏技素材
DIYでやろうとした時、一番の壁になるのが**「何にタイルを貼ればいいの?」**という問題です。 木材だと腐る心配があるし、コンクリートブロックを積むのは重労働……。
そこでプロがおすすめするのが、**「建材用の発泡スチロールブロック」**です。
- 参考素材(EPS建材など): https://item.rakuten.co.jp/kasahara/ks_00021/
- (※外部サイトですが、こういった加工用素材が便利です)
これらは非常に高密度で硬く、大人が座ってもびくともしません。 何より**「軽い」**ので、移動もラクラク。 形状加工もしやすいため、このブロックを土台にして、接着剤でタイルを貼ればあっという間に完成します。
▼必要な接着剤と目地材はこちら
3. 施工事例①:ジブリパーク大倉庫のオリジナルタイル
では、実際にどんなデザインがあるのか、地元の事例を見てみましょう。
[画像:(ジブリパークのベンチ)]

まずは愛知県長久手市「ジブリパーク」の大倉庫にあるベンチ。 これはタイル業界でも有名な白石普さんが手掛けたオリジナルタイルです。 青・紺・ピンク・黄色……オリエンタルな雰囲気漂う、まさに「芸術品」。
ここまでの複雑な形状はプロの技ですが、「色使い」の参考にはなりますよね。
4. 施工事例②:モザイクタイルミュージアム前のポップなベンチ
次は、DIYの参考になりそうな「モザイクタイルミュージアム」前の公園にあるベンチです。
▼イチゴ型と葉っぱ型のチェア
[画像:(葉っぱ型のベンチ)]
これらもおそらく、先ほど紹介した発泡スチロール基材などを成型して作られていると思われます。 曲面にも馴染む小さなモザイクタイルや、可愛らしい変形タイルがふんだんに使われていますね。

【使用されているタイルのイメージ】 このポップな雰囲気を出したいなら、以下のタイルがおすすめです。
5. 施工事例③:幾何学模様が光る!100周年祭&公園ベンチ
もう少し「大人っぽい」「カッコいい」デザインがお好みなら、幾何学模様のタイルがベストマッチします。

▼タイル名称統一100周年祭のベンチ
[画像:(100周年祭の幾何学模様ベンチ)] [画像:(青いテーブルセットなど)]
こちらは、ひし形や三角などの変形タイルを組み合わせてパターンを作っています。 直線の多いデザインは、スタイリッシュで店舗のベンチにも最適です。
▼笠原町・権現公園のアートチェア [画像:IMG_1434.jpg (権現公園のベンチ1)] [画像:IMG_1437.jpg (権現公園のベンチ2)] [画像:IMG_1438.jpg (権現公園のベンチ3)]




▼おまけ:笠原の和菓子屋さんのベンチ [画像:IMG_3560.jpg (和菓子屋の青いベンチ)] 青で統一された丸モザイクが、涼やかで清潔感がありますね。

【幾何学・モダンな雰囲気を作るなら】
- ひし形: エリーノ
- 三角形: 池田モザイク 三角
- ランタン形: コラベル・QUIなど
- 重厚感: ロマネス
6. 必要な材料はすべてここで揃います
タイルチェア作りは、パズルのような楽しさがあります。 「難しそう」と思わずに、まずは小さなスツールや、庭のブロックに貼るところから始めてみませんか?
当店では、1シートからタイルを販売していますので、たくさんの色を少しずつ使うことも可能です。
- DIY・工作用タイル一覧はこちら https://item.rakuten.co.jp/tileonline/c/0000000185/
7. まとめ:庭や店舗に「座れる彩り」を
タイルは「壁や床に貼るもの」という固定観念を捨てると、DIYの可能性は無限に広がります。 世界に一つだけのベンチで、お庭やお店を彩ってみてください。
作り方やタイルの選び方で迷ったら、いつでもタイルオンラインにご相談を! プロとして、最適な一枚をご提案します。
タイルの良さと楽しさを伝えます。
タイルオンライン 高藤洋平
(よーへー)

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▼インスタはタイルの風景が
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