目次
- はじめに:科学館の帰りに見つけた「職人の技」
- 50角タイル「フォカシオン」とは?
- プロの視点:なぜ「四半張り」は高級感が出るのか
- 色の選び方:パッションクリームとサンダルウッド
- DIY提案:キッチンや玄関を華やかに彩るなら
- まとめ:外壁から内装まで使える万能選手
1. はじめに:科学館の帰りに見つけた「職人の技」
いつも美濃焼タイルとともに。 タイルオンラインの高藤洋平です。
休日は家族サービス!ということで、先日、名古屋市科学館へ遊びに行ってきました。 近くにある白川公園で子供たちと思いっきり遊んでリフレッシュ。

……していたのですが、ふと顔を上げると、どうしても目に入ってしまうものがあるんです。 そう、**近くのマンションの「タイル壁」**です。
職業柄、街を歩いていても「あ、これいいタイル使ってるな」「この貼り方珍しいな」とついついチェックしてしまいます。 今回見つけたのは、キラキラと輝く表面が美しい、非常に参考になる施工事例でした。
2. 50角タイル「フォカシオン」とは?

そのマンションに使われていたのが、おそらくこちらのタイル。 **「フォカシオン」**という50角(約5cm角)のモザイクタイルです。
一見するとただの四角いタイルに見えるかもしれませんが、特徴はその**「表面の質感」**にあります。 石を割ったようなデコボコとした面状(石面)をしており、光が当たるとキラキラと乱反射して輝くんです。
のっぺりとした平面のタイルにはない、重厚感と華やかさがあります。
3. プロの視点:なぜ「四半張り」は高級感が出るのか

このマンションの施工で注目していただきたいのが、タイルの**「貼り方」**です。
普通の正方形のタイルを、45度回転させてひし形に見えるように貼っていますよね。 これを専門用語で**「四半張り(しはんばり)」**と呼びます。
通常通り真っ直ぐ貼る(芋目地)よりも施工の手間は少しかかるのですが、こうすることで動きが生まれ、壁面に奥行きと高級感が出ます。 特に「フォカシオン」のような光沢のあるタイルを四半張りにすると、光の当たり方が複雑になり、より一層美しさが際立つのです。
4. 色の選び方:パッションクリームとサンダルウッド
今回見かけた現場では、2色の使い分けも素敵でした。
▼FOC-07:パッションクリーム

オレンジやクリーム色をベースにした、温かみのあるカラーです。 アクセントとして使うと、パッと明るく可愛らしい印象になりますね。フェンスの緑色ともよく合っています。
▼FOC-05:サンダルウッド

こちらは落ち着いたグレーをベースにしたシックなデザイン。 「サンダルウッド」という名前の通り、どこか上品な香りが漂ってきそうな大人っぽい色合いです。 マンションのエントランスや外壁全面に使うなら、こういった飽きのこない色が鉄板です。
5. DIY提案:キッチンや玄関を華やかに彩るなら
この「フォカシオン」、マンションのような大きな建物に使われていると圧倒されますが、実はご家庭のDIYにも非常にオススメなんです。

- キッチンのバックパネルに 凹凸のある表面は油汚れなどが少し心配……と思われるかもしれませんが、釉薬がかかっているので汚れは落ちやすいです。照明に照らされてキッチンが宝石箱のように明るくなりますよ。
- 玄関のニッチやアクセントに お客様を迎える玄関に、パッションクリームのような暖色系を貼れば、明るく温かい家の顔になります。
50角というサイズは、大きすぎず小さすぎず、DIY初心者の方でも扱いやすいサイズ感です。
6. まとめ:外壁から内装まで使える万能選手
公園で遊んでいても、ついついタイルの良さを再確認してしまった休日でした。
「フォカシオン」は、貼り方ひとつ、色の選び方ひとつで、シックにもキュートにも化ける万能なタイルです。 外壁のリフォームをお考えの工事業者様も、キッチンを可愛くしたいDIYユーザー様も、ぜひチェックしてみてください。
▼キラキラ輝く50角タイル「フォカシオン」はこちら https://item.rakuten.co.jp/tileonline/focasion/
タイルの良さと楽しさを伝えます。
タイルオンライン 高藤洋平
(よーへー)

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