多治見カントリークラブで見つけた!玄関を彩るタイルと名匠の陶壁作品

こんにちは!タイルオンラインの高藤洋平です。

先日、商工会議所のゴルフ大会で多治見カントリークラブに行ってきました!スコアは60人中50位という結果でしたが、今回の真の目的はゴルフだけでなく、クラブハウスのタイルをじっくり観察すること!多治見ならではの個性溢れるタイルや陶壁が出迎えてくれました。

玄関に美しく並ぶ「やはず貼り」レンガタイル

まず玄関には、「やはず貼り」(またはヘリンボーン貼り)で整えられたレンガタイルが印象的でした。床材がV字のパターンで貼り付けられていて、魚の骨のような美しいデザインです。このやはず貼り、まっすぐ貼る方法とは一味違う高級感を醸し出し、玄関の雰囲気を一気に格上げしています!

セッキ質のレンガタイルや、磁器質の赤タイルなど、お好みに応じた素材で仕上げると、玄関の顔がさらに美しくなりますよ。

門柱には珍しい45×45のコーナータイル

さらに、玄関の門柱には驚きの45×45サイズの珍しいコーナータイルも使われていました!今ではほとんど手に入らないデザインで、丸仙化学さんなら何とか再現できそうな気もしますが、見れば見るほど貴重さが伝わってきますね。

かなりマニアックな視点になるんですけどね。結構珍しいタイルです。

人間国宝による陶壁作品

そして多治見カントリークラブの見どころは、なんといっても人間国宝、加藤幸兵衛さんと加藤卓男さんの陶壁作品!幸兵衛さんの「アルバトロスの夢」、卓男さんの「白い古城」というタイトルの作品が、クラブの空間に威厳を添えています。

特にこの2つの作品は、時間が経っても色あせることなく、陶芸の伝統と多治見の魅力を物語っています。これらの作品に触れることで、タイルがもたらす空間の深さや豊かさを改めて感じました。

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