いつも美濃焼タイルとともに
タイルオンラインの高藤洋平です。
今回は組合の青年部の研修で、
鹿児島県へ行ってきました。

今回の研修で一番の目的地は、
「知覧特攻平和会館」です。
実は18年ほど前にも
一度訪れたことがあるのですが、
本当に久しぶりの訪問となりました。
知覧特攻平和会館へ

鹿児島県南九州市にある
知覧特攻平和会館。
太平洋戦争末期、特攻隊員として
出撃した若者たちの遺品や手紙、
写真などが展示されています。
今回、改めて訪れてみて、
18年前とはまた違った思いで
展示を見ることになりました。
そして、タイル屋という職業柄、
建物に使われているタイルや石材にも
自然と目が向いてしまいます。
玄関には高級感のある赤い御影石
まず目に入ったのが、
玄関周辺に使われている赤系の御影石です。
赤茶色の深みのある色合いが、
落ち着いた雰囲気をつくっています。
こうした石材に近い商品として、
当店でも取り扱っているのが、

ニューインペリアルレッド 400角 御影石
です。
赤系の美しい色合いが特徴で、
硬く、重厚感のある天然石です。
磨き仕上げは高級感があり、
バーナー仕上げは表面に凹凸が生まれ、
屋外の床などにも使用されます。
玄関やポーチはもちろん、
店舗の床や壁などにもおすすめです。

※写真の石材と同一商品であることを確認したものではありませんが、近い色合いの御影石としてご紹介しています。
床には凹凸のあるスロープタイル
次に気になったのが、
館内の床に使われているタイルです。
表面に細かな凹凸があり、
滑りにくさを考えた仕上げになっています。
こうした場所で使われるのが、
スロープタイルと呼ばれる
防滑性を重視した床タイルです。
当店でも、150角の
スロープタイルを取り扱っています。

玄関やポーチ、
雨に濡れやすい通路など、
滑りやすさが気になる場所におすすめです。
ただし、勾配や使用環境によって
必要な防滑性能は異なりますので、
場所に合った商品選びが大切です。
壁には昭和の雰囲気を感じる二丁掛タイル
壁にも目を向けてみました。
受付カウンターの腰壁には、
細長い形状のタイルが
整然と張られています。
どこか懐かしい、
昭和の建築を思わせる雰囲気です。
当店の商品では、
「ひだ 二丁平 ブリックタイル」
に近い印象を受けました。

こちらは227×60mmの磁器質タイルで、
和風建築やレトロな店舗などにも
よく似合う商品です。
古い建物の補修をするときも、
こうした昔ながらの風合いを持つ
タイルが役立つことがあります。
今では見かけなくなった床タイルも
館内を歩いていると、
昔ながらのレンガ調の床タイルや、
段鼻部分に使われた階段タイルもありました。
いわゆる5号階段と呼ばれるような、
現在ではなかなか見かけない
形状や寸法のタイルです。

こうしたタイルを見ると、
建物にも時代の歴史が
刻まれていることを感じます。
昔のタイルは、
同じものを探そうとしても
すでに製造されていない場合があります。
補修の際には、
「写真を撮る・寸法を測る・特徴を伝える」
ことが大切です。
タイルオンラインでも、
古い建物の補修タイル探しの
お手伝いをしています。
二十代の若者たちが残したもの
さて、今回の研修で
最も心に残ったのは、
やはり館内の展示でした。
特攻隊員たちの写真。
そして、家族や大切な人に宛てた
最後の手紙。
その一つひとつを見ていると、
胸が締めつけられるような
気持ちになりました。
まだ二十代、
中には十代の若者たちもいました。
これからの人生があり、
やりたいことも、
会いたい人もいたはずです。
そんな若者たちが、
どのような思いで
最後の手紙を書いたのか。
その気持ちを考えると、
簡単には言葉にできません。
自分自身も、泣き言を言っている場合ではない
今回、知覧を訪れて、
改めて自分自身の生き方について
考えさせられました。
日々、会社を経営していれば、
いろいろな問題があります。
売上のこと、仕事のこと、
人のこと。
悩むこともありますし、
時には弱音を吐きたくなることもあります。
しかし、あの若者たちの写真や
最後の手紙を見ていると、
「自分自身も、泣き言を言っている場合ではないな」
そんな思いが
強く湧いてきました。
もちろん、彼らが置かれた状況と
今の自分を同じように
考えることはできません。
そして、二度とあのような悲劇を
繰り返してはならないと
強く思います。
今、平和な時代に生き、
家族と過ごし、
仕事ができること。
それがどれほどありがたいことなのか。
当たり前の毎日を大切にして、
自分にできることを
精一杯やっていきたい。
負けてはならんな。
そう強く感じた、
今回の知覧研修でした。
18年ぶりに訪れることができて、
本当によかったと思います。

これからも、
美濃焼タイルの魅力を伝えながら、
一日一日を大切にしていきたいですね。
最後までお読みいただき、
ありがとうございました。
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