目次
- 築20年の壁・床タイル補修は「似たもの探し」が基本
- ケース1:INAXグロストーン風の「二丁掛タイル」
- ケース2:実寸144mmの「150角床タイル」
- ケース3:門柱の角が欠けた「小口平曲がり」
- まとめ:廃盤品探しはタイルオンラインへ
いつも美濃焼タイルとともに タイルオンラインの高藤洋平です。
今回は、20年ほど前によく使われていたタイルの 破損相談・補修相談 についてお話しします。
リフォームや補修の現場では 同じタイルがない! ということが日常茶飯事です。
特に20年以上前のタイルは廃盤になっていることが多く、全く同じものを手に入れるのは至難の業です。 そんな時、私たちはどのように「代替品」をご提案しているのか、実際の相談事例をもとにご紹介します。
ケース1:INAXグロストーン風の「二丁掛タイル」
まずはこちらの事例です。
外構の塀に使われている「二丁掛(にちょうがけ)」と呼ばれるサイズ(約227×60mm)のタイルです。 角の部分が欠けてしまっていますね。

プロの診断 これはおそらく、20年ほど前に廃盤になったINAX(現LIXIL)の「グロストーン」系のタイルだと思われます。 御影石風の施釉タイルなのですが、この独特な釉薬のムラ感や深みのある色は、現代のタイルではなかなか再現されていないものです。
解決策 全く同じ色はありませんが、雰囲気とサイズを合わせるならこちらをご提案します。
二丁掛 TRF-200 https://item.rakuten.co.jp/tileonline/4033-trf/
このタイルには細かい斑点(スペックル)が入っており、グロストーンの石目調の雰囲気に比較的近いです。
また、写真の欠けている部分は「コーナー(曲がり)」の役物です。 もしコーナー用のタイル在庫がない場合でも、私たちは「接着加工」という方法で対応します。 平らなタイル2枚を特殊な接着剤でL字型に貼り合わせ、コーナー用として使えるように加工する方法です。

ケース2:実寸144mmの「150角床タイル」
続いては、玄関やアプローチによく使われる床タイルです。
お客様からの情報によると、実寸法が「144mm」とのこと。 150角タイルといっても、実はメーカーによって実寸法が142mmだったり144mmだったりと微妙に違います。 144mmというサイズ感から、昔の国産タイル(おそらく高山製陶製)の規格だと推測できます。


解決策 裏足(裏面の模様)や表面のテクスチャから判断すると、現在でも手に入るこちらのシリーズが適合しそうです。
150角 プリモスタイル(PM-150/S-502) https://item.rakuten.co.jp/tileonline/roma150/

色は経年変化や汚れで少し分かりにくいですが、S-502あたりのベージュ色が一番近いでしょう。 補修直後は新しいタイルだけが「綺麗すぎる」状態になりますが、時間が経てば周囲と馴染んでいきます。
ケース3:門柱の角が欠けた「小口平曲がり」
最後は、白いタイルの角が欠けてしまった事例です。


これは「小口平(こぐちひら)」というサイズ(108×60mm)のタイルです。 欠けている部分は「小口曲がり」や「マグサ」と呼ばれる、ブーメランのようなL字型の役物タイルです。
解決策 これは定番の白タイルですので、現在でも在庫がございます。
小口タイル ST-221(白ブライト) https://item.rakuten.co.jp/tileonline/kogutim/
「曲がり」には向きがありますので、補修の際は「上から見て右か左か」を確認する必要がありますが、この形状であれば部分的な張り替えで綺麗に直すことができます。
まとめ:廃盤品探しはタイルオンラインへ
今回は3つの補修事例をご紹介しました。
- 二丁掛: 似た雰囲気のTRF-200で代用+コーナー接着加工
- 150角: 実寸144mmならプリモスタイル
- 小口平: 定番のST-221で対応
「古いからもうないだろう」と諦める前に、一度ご相談ください。 写真とサイズを送っていただければ、 これなら合うかも? という商品を、美濃焼の産地からご提案させていただきます。
タイルの良さと楽しさを伝えます。
タイルオンライン 高藤洋平
(よーへー)

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