新潟・玉川堂の“打つ。時を打つ。”にしびれた話──燕三条のオープンファクトリーから学ぶ、タイルの発信術

玉川堂のすごさ オープンファクトリー

こんにちは!いつも美濃焼タイルとともに、タイルオンラインの高藤洋平です。
先日、新潟・燕市の老舗**玉川堂(ぎょくせんどう)**さんへ行ってきました。

鎚起(ついき)銅器――一枚の銅板を叩いて器に仕立てる技法で知られる、創業1816年の名門です。玉泉洞


目次

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玉川堂ってどんなところ?

200年以上の歴史を持つ鎚起銅器の工房。叩き縮めで形を起こし、独自の着色で銅に多彩な表情を与えるのが特徴です。

「打つ。時を打つ。」のコピーどおり、使い手の時間が価値を育てるという思想がとても印象的でした。玉泉洞

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工房見学で見えた“手仕事の説得力”

外観は古民家のように静かな佇まい。でも中へ入ると一枚の銅板が槌で少しずつ器へと変わっていくライブ感。制作工程を間近で見ると、価格に込められた時間と技術が腑に落ちます。

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GINZA SIXの店舗デザインも圧巻

銀座店はGINZA SIX 4F。内装には約400枚の銅板を自ら打ち込んだという徹底ぶりで、工房の世界観がそのまま空間化されたショールームでした。玉泉洞+1

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燕三条の「工場の祭典」とオープンファクトリーの力

玉川堂さんがある燕三条地域は、工場を一斉開放するオープンファクトリー「燕三条 工場の祭典」でも有名。普段は見られない現場を見学・体験でき、地域全体でものづくりを観光資源化しています。

2025年も開催予定とのこと。工場の祭典2025|公式HP一般財団法人 機械システム振興協会にいがた観光ナビ

学び(タイルの発信に置き換えると?)

  • 見える化:製造の“手数”を写真・動画・実演で伝える。
  • ひらく化:工場見学・ワークショップ・オンライン見学会を設計。
  • つなぐ化:地域や異業種と連携し、「巡る導線」をつくる。

多治見のタイルもオープンファクトリー型の発信を重ねれば、認知とファン化、そしてECの信頼につながるはず。私も「見に来られるタイル屋」として仕掛けていきます。

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タイル屋の視点:鎚目(つちめ)の質感を空間へ

銅器の鎚目=微細な凹凸がつく陰影は、空間デザインに置き換えると**“面の表情”を育てる設計**。タイルで応用するなら…

  • 内装アクセントに:
    • メタル調・ラスター系の釉薬タイル(室内壁向け)。
    • ハンマード風テクスチャの石目・マット釉。
  • 写真の撮れ高を上げる:斜めから当てるスラント照明で陰影を強調。
  • 外装で金属系を使う際の注意:環境条件(酸性雨・海塩粒子など)で変質リスクがあるため、用途・設置環境に適したマテリアル選定を。屋外は無釉磁器・石材系が安心です。

※具体的な選定は現場条件(屋内外・凍害・滑り抵抗)により変わります。用途を書き添えてご相談ください。最適な代替材・役物・目地色まで含めて提案します。

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旅の基本情報(住所・営業時間など)

  • 玉川堂 燕本店/工房併設ショールーム
     新潟県燕市中央通2-2-21|8:30–17:30(月〜土・祝除く)|0256-62-2015 玉泉洞
  • 玉川堂 銀座店(GINZA SIX 4F)
     東京都中央区銀座6-10-1|10:30–20:30|03-6264-5153 玉泉洞+1
  • 玉川堂 公式サイト:創業1816年/鎚起銅器の歴史・技法・製品が詳しいです。玉泉洞
  • 燕三条 工場の祭典:会期・参加工場・見学ルールは公式で最新をご確認ください。工場の祭典2025|公式HP

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参考リンク


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