45角モザイクタイルの“ドット感”が楽しい！—キッチンからアートまで広がる使い道

2025年9月25日

タイルオンライン（美濃焼タイル）店長・高藤洋平です。
今日は、存在感バッチリの「45角モザイクタイル」の面白さをご紹介。22.5角より“ちょい大きめ”だからこそ生まれるレトロなドット絵感と大胆なデザイン性が魅力です。実例リンクも載せておきますので、DIY派もプロの方もぜひ参考にどうぞ。

45角モザイクタイルってどんなサイズ？
“大きめ”が生む面白さ：レトロなドット絵表現
実例1：土蔵の壁風—黒×白の格子デザイン
実例2：水色系でつくる可愛い“魚モチーフ”
実例3：ホテル手洗い場—白45角のノスタルジー
使いこなしのコツ：配色・目地・張りパターン
DIYのポイント（接着・目地・下地）
プロ向けメモ：割付・歩行荷重・清掃計画
まとめ：45角で“楽しい”をつくろう
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45角モザイクタイルってどんなサイズ？

いわゆる“モザイク”の中ではやや大きめ（約45×45mm）。22.5角のきめ細かい印象に対して、45角は面の力強さと遠目で映える存在感が際立ちます。キッチンの腰壁・レンジ前、洗面、商業空間のアクセント壁まで、“面で見せる”表現に向いています。

“大きめ”が生む面白さ：レトロなドット絵表現

ピクセルが大きい＝荒いドット絵のような見え方に。
離れて見ると図案がクッキリ、近づくとタイルらしい質感。この“2度美味しい”感じが45角の醍醐味です。ロゴや簡易ピクト、幾何学パターンとの相性も◎。

実例1：土蔵の壁風—黒×白の格子デザイン

黒ベースに白の格子ラインを規則的に差し込んで、土蔵の壁風に。シンプルなのに和モダンで映えるデザインです。
▶ 使用タイル：プレーン45二丁／45角
商品ページ：https://item.rakuten.co.jp/tileonline/452-s/

ポイント

黒の“面一体感”で空間を引き締め、白ラインでリズムを作る
目地色はダーク寄りにするとより重厚、白目地だと格子がさらに強調

実例2：水色系でつくる可愛い“魚モチーフ”

水色系45角で、素朴で愛らしい魚デザインに。少ない色数でもキャラクター性が出しやすいのが45角の良さ。
▶ 使用タイル：45角モザイク（水色系）
商品ページ：https://item.rakuten.co.jp/tileonline/5050/

ポイント

2〜3色の濃淡だけでも“泳ぐ”ニュアンスが出る
キッズコーナーや海辺カフェ、サニタリーにおすすめ

実例3：ホテル手洗い場—白45角のノスタルジー

白45角でまとめた手洗い場は、どこか懐かしいノスタルジックなムード。清潔感・明度・反射のバランスが良く、照明映えもしやすい。商業施設はもちろん、自宅洗面のリフレッシュにも“ちょいクラシック”が効きます。

使いこなしのコツ：配色・目地・張りパターン

配色：
- 単色面…素材感勝負。光沢/マットの違いで奥行きをつける。
- 2色市松…視認性・リズム◎。黒×白／紺×白は王道。
- グラデーション…上→下に向かって濃度変化で“深み”を演出。
目地設計：
- 同系色目地＝面がつながってミニマルに。
- コントラスト目地＝ドット感・格子感を強調。
張りパターン：
- スタック（通し目地）…グリッド強調でモダン。
- レンガ（馬目地）…揺らぎが出て柔らかい表情に。
- ライン差し…1〜2列だけ別色でアクセント。

DIYのポイント（接着・目地・下地）

下地：不陸をなくすのが仕上がりの命。石膏ボードは耐水パテ＋防水処理、既存タイル上は脱脂・目粗しを丁寧に。
接着：内装壁なら変成シリコン系弾性接着剤やセメント系接着材を用途に合わせて。
目地：1〜3mmが目安。水回りは防カビ配合を選ぶと手入れが楽。
カット：端部はタイルカッターorディスクで。“見切り材”を使うと収まりがきれい。
※ 接着剤・目地材の選定は**使用場所（屋内/屋外/常時水掛かり）**で変わります。迷ったらお気軽にご相談ください。