目次
- 焦らないで!DIYであるあるの失敗「セメント付着」
- 「和道」タイルの特徴と、汚れが落ちにくい理由
- 実践!固まったセメントを落とす2つのステップ
- プロ直伝「酸洗い」の絶対に失敗しない注意点
- まとめ:きれいな床タイルを取り戻そう!
いつも美濃焼タイルとともに タイルオンラインの高藤洋平です。
だんだんと暖かくなってきて、お庭や玄関のDIYを楽しむのに最適な季節になりましたね。
本日は、当店で人気の床タイル「和銅メタリックタイル 300角Case販売」をご購入いただいたお客様から、非常に切実なご相談をいただきました。
▼和銅(わどう)300角 床タイル Case販売 https://item.rakuten.co.jp/tileonline/wado300-case/
「自分で玄関ポーチを施工したけれど、タイルの表面にセメントがついて、乾いてカチカチになってしまった!どうやったら綺麗に落ちる?」
という内容です。 これは、DIYユーザーさん、そして新人職人さんも含めて、プロの現場でも誰もが一度は経験するトラブルです。せっかく綺麗に貼れたのに、表面が白く汚れて焦ってしまいますよね。
でも、安心してください。完全に固まってしまったセメントでも、正しい手順を踏めば綺麗に落とすことができます。産地のプロが、和道タイルの特徴を踏まえた確実な落とし方を解説します!
もちろんタイルにもよりますし様々なケースがありますので、一般的にはこういうやり方がいいと思いますので参考にしてください。
1. 焦らないで!DIYであるあるの失敗「セメント付着」
まずお伝えしたいのは、「絶対に焦らないこと」です。 カチカチに固まったセメントは、石やコンクリートと同じ強さを持っています。焦って力任せに金属たわしでこすったり、適当な薬品をかけたりすると、セメントが落ちる前に、大切なタイルの表面が傷ついたり変色したりして、取り返しがつかなくなります。
セメントはアルカリ性です。この性質を理解して、物理的に削り落とす工程と、化学的に溶かす工程を組み合わせるのが正解です。
2. 「和銅」タイルの特徴と、汚れが落ちにくい理由
今回お客様が使用された「和道」タイルは、磁器質セラミックで、表面が少しザラザラした「(グリップ加工)」の防滑タイルです。 雨の日でも滑りにくい安全な仕様なのですが、この滑り止めの凸凹にセメントや目地材が入り込んで、カチカチに固まってしまうと、平面のタイルよりも汚れが落ちにくいという特徴があります。
だからこそ、ただこするだけでなく、以下の2つのステップで確実に落としていく必要があります。
3. 実践!固まったセメントを落とす2つのステップ
STEP 1:物理的に「削り落とす」(塊がある場合)
セメントがボコッと厚く付着している場合は、まず薬品を使わず、物理的に削り落とします。
- 使う道具: 皮スキ(金属製のスクレーパー)やプラスチックのヘラ、マイナスドライバーなど。
- コツ: タイルの表面に対して、ヘラの刃を平行に近く当てて、コツコツと押し剥がすように落とします。
- 絶対NG: タイルの面に対して垂直に刃を立ててガリッとやらないでください。タイルの表面が傷ついて、ツヤが消えてしまいます。
- かなだわし なども使えなくはないですがタイルの表面を傷つける可能性があるので目立たないところで試してください。
塊が取れて、薄く白く残ったモヤモヤ汚れや、凸凹に入り込んだ汚れだけになったら、次のステップに進みます。
STEP 2:化学的に「溶かす」(酸洗い)
ここがプロの技、「酸洗い(さんあらい)」です。アルカリ性のセメントを、酸性の薬品で溶かして落とします。
- 用意するもの:
- 酸性クリーナー(ホームセンターにある「白華・エフロ除去剤」や「タイルクリーナー」)。DIYの裏技として、強酸性のトイレ用洗剤「サンポール」を水で5〜10倍に薄めて代用する職人さんもいます。
- ナイロンブラシや亀の子タワシ。
- ゴム手袋と保護メガネ。
- 手順:
- 水養生(みずようじょう)※最重要!: まず、タイル全体と正常な目地に、ホースやじょうろでたっぷりと水をかけます。
- 酸を塗布: セメントが付着している部分にだけ、酸性クリーナーを塗ります。
- こすり洗い: セメントが酸に反応してシュワシュワと溶け出したら、ブラシやタワシでこすり落とします。
- 完全な水洗い: 汚れが落ちたら、大量の水で、酸を完全に洗い流します。少しでも酸が残っていると、後からタイルの変色や目地の劣化の原因になります。
4. プロ直伝「酸洗い」の絶対に失敗しない注意点
和道タイルを綺麗に蘇らせるために、酸洗いを行う際、これだけは絶対に守っていただきたいポイントがあります。
- 絶対に乾いた状態で酸をかけない:
- STEP 2の手順1で「水養生」が最重要と書いたのはこのためです。乾いた状態で酸をかけると、酸がタイルの表面や正常な目地材まで深く染み込み、タイルを変色させたり、目地をボロボロに溶かしてしまいます。
- 必ず端っこでテストする:
- 和道タイルの色によっては、酸で若干色味が変わる可能性もゼロではありません。まずは目立たない場所や、余ったタイルでテストしてから全体に行ってください。
- 大量の水で洗い流す:
- 酸洗いが終わったら、ホースで大量の水をかけ、酸が完全に残らないようにしてください。スポンジで何度も水拭きをして仕上げるのが理想です。
5. まとめ:きれいな床タイルを取り戻そう!
セメントが固まってしまっても、焦らずに正しい手順で行えば、綺麗に落とすことができます。 和銅メタリックタイルは、その重厚な質感で、玄関ポーチを格上げしてくれる素晴らしいタイルです。
「DIYで少しやらかしてしまった!」という方も、ぜひこの方法を試して、理想の玄関ポーチを取り戻してくださいね。
もし、どうしても落ちない頑固な汚れや、他のトラブルがありましたら、タイルオンラインまでお気軽にご相談ください。多治見の産地から、皆様のDIYを全力でサポートいたします!
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タイルの良さと楽しさを伝えます。
タイルオンライン 高藤洋平
(よーへー)

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