こんにちは!
いつも美濃焼タイルとともに――タイルオンラインの高藤洋平です。
今回はかなり専門的でマニアックなご相談をいただきました。
それがなんと、「引っ掛けタイプの乾式工法用レンガタイル」について。
タイルサイズは「207×59×15mm」――うん、これだけでもうピンとくる方は、相当なタイル通ですね(笑)

■ 乾式工法の“引っ掛けタイル”とは?
今回ご相談いただいたのは、裏側に“出っ張り”のある特殊な形状のレンガタイル。
これは、「引っ掛け工法」と呼ばれる乾式施工方法専用のものです。
▼特徴はこんな感じ▼
・落ちにくく、安心感バツグン
・施工がスムーズ(目地詰め不要!)
・下地パネルに“カチッ”と引っ掛けるだけ!


一時期は、外壁をレンガ風に仕上げるためにこのタイルが流行りました。
でも最近では、レンガ貼りの住宅も減ってきて、あまり見かけなくなりましたね…。
■ 問題はここから!
今回のご相談品――
タイルサイズは「207×59×15mm」ですが、これは実質的に「210×60×15mm」相当。
このサイズ感なら、おそらく製造元は「クニシロ耐火」さん。
このサイズは彼らの十八番(おはこ)とも言えるサイズです。
しかーし!
届いたタイルの裏面は、
「引っ掛け足」ではなく「モルタル施工用の裏足」だったのです…!
つまり、乾式工法には対応していないのです。
■ 解決策はあるのか?
結論から言うと…
🟡 どうしても使いたい場合は「接着剤施工」で対応するしかありません!
ですが、これはあくまで“代替手段”。
引っ掛け施工のメリット(簡単・安全・目地不要)を活かすことはできません。
■ タイルオンラインからのご提案
乾式工法での施工をご検討中の方、特に引っ掛け式タイルをご希望の方は、
最初に「裏足の形状」をしっかり確認してください!
タイルオンラインでは、特殊なサイズ・施工方法にもできる限り対応しています。
お困りの際はぜひお気軽にご相談ください。
また、近いサイズで代替可能なタイルはこちらにまとめております:
🔗 乾式工法対応タイル 一覧を見る
🔗 クニシロ耐火製レンガ風タイル 商品一覧
▼今回のまとめ
- 引っ掛けタイルは施工性も見た目も◎!だが数が少ない!
- サイズが合っていても、裏足形状が違えば使えないことも!
- 接着剤施工という代替手段も一応アリ(でもリスクあり)
- 困ったときはタイルオンラインに相談しよう!
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