こんにちは!
いつも美濃焼タイルとともに、タイルオンラインの高藤洋平です。
今回は、昔ながらの「二丁掛タイル」と「小口タイル」の補修相談をいただきました。
築40年以上の建物でよく見かけるあのタイル、意外と**“凸リブ面”**だったりして、代替品探しが難航することも…!
でもご安心を。
今ある商品でできる、現実的な補修方法を一緒に考えてみましょう!
目次
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1. 二丁掛タイル・小口タイルとは?
昔から玄関外壁や共用廊下で使われてきた、定番中の定番サイズです。
- 二丁掛(227×60mm)
- 小口(108×60mm)
いずれも、今でも現行品は多く出回っていますが、表面形状が特殊なものは廃番の可能性大…。

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2. 写真で判明!補修対象は「リブ面凸タイル」
ご相談いただいた写真を拝見したところ…
- 表面にうっすらテーパー(傾斜)
- しかも凸の“リブ面”仕上げ
…これはレアです!
現行商品でこのタイプを探すのは、なかなか骨が折れます。
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3. 特注製作という選択肢、しかし…
もちろん、頼んでいただければ特注製作は可能です。
ただし注意点が。
- 生産ロットは50㎡以上が基本
- 納期は2〜3ヶ月かかることも
- 価格も高め
→つまり、「ちょっとだけ直したい」には現実的ではないんです。
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4. 現行品での補修候補タイルを比較!
では、今ある商品でできることは?
凸面あり・なし両方から検討してみました!
◎凸あり:リブ面に近い雰囲気は出せるけど…
- ▶️ 山型 二丁掛タイル(濃い凸)
- ▶️ ゾイド 二丁掛
- ▶️ ゾイド 小口
ただし、どれも凸が強め!
元のタイルより**“浮いて”見えるリスク**があります。

◎フラット面:無難に馴染む王道選択!
多少印象は変わりますが、自然に仕上がる確率は高めです!
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5. まとめ:補修は“馴染み重視”がおすすめ!
凸リブ面のタイルは本当に味があるんですが、
補修時には「違和感なく目立たない」ことが最優先。
だからこそ、思い切ってフラット面を選ぶのも大事な選択肢。
最終的には、全体とのバランスを見て、どこに妥協点を置くかですね!
おわりに|ご相談はお気軽にどうぞ!
「このタイル、補修できるかな?」と思ったら、まずは写真を送ってください!
一緒に最適なタイルを探します。
タイルの良さと楽しさを伝えます。
タイルオンライン 高藤洋平
(よーへー)

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