こんにちは。
いつも美濃焼タイルとともに。
**タイルオンラインの高藤洋平(たかとうようへい)**です。
今回は少しタイルの話から離れて――いや、やっぱりタイルの話です(笑)
実は、私が習っている能(金剛流)の発表会が間近に迫っており、
そのリハーサルのために愛知県の津島市文化会館へ行ってきました。
→ 津島市文化会館 公式ページはこちら
多治見から約1時間20分。
少し遠かったですが、会館に着いて最初に感じたのは――
「おおっ!これは…すごいタイル使ってるじゃないか!」
ということで、今回もやっぱりタイル目線でレポートしてまいります。
入ってすぐの圧巻陶壁!3羽のクジャクと藤棚の世界
文化会館のエントランスを入ると、まず目に飛び込んでくるのが…


巨大な陶壁(とうへき)!
3羽のクジャクと、藤棚をテーマにした陶壁が正面にバーン!と貼られていて、
まるで舞台の幕が開く前の静けさのような迫力があります。
そしてその左右には、
- 天王宵祭りをテーマにした陶壁
- 花火と津島神社をモチーフにした陶壁
が配置され、地元の文化と季節の風景が陶板アートとして再現されています。
このあたり、昭和後期〜平成初期の公共建築ならではの「文化×タイルアート」の融合が見られて、とても見応えがありました。


背景の壁には、特注の「ひし形凹み」白タイル
注目していただきたいのは、陶壁の背景部分。
よく見ると、45二丁サイズの特殊面状タイルが貼られています。
表面の真ん中に菱形の凹みがあるユニークな白タイル。これは完全特注品のようですね。
もしフラットな代替品をお探しでしたら、こちらの商品がサイズ感は近いです:
🔗 45二丁 フラット面 白タイル(AFR-S-21)
床には「無釉×磨き」の300角タイルの組み合わせ
続いて床タイルにも注目。
こちらは
・300角の無釉タイルと
・**磨きタイル(ポリッシュ仕上げ)**のカット品
の組み合わせでした。
このコンビネーションはおそらく、かつて人気だった**セシオンシリーズ(現在は廃番)**の名残ではないかと思います。
雰囲気の近い代替品はこちらです:
- 無釉タイプ:
🔗 メシア300角 無釉タイル(MA300) - 磨きタイプ:
🔗 マーブル調 磨きタイル(MA300-P)
まとめ:文化施設×タイルの深い関係
津島市文化会館のタイル使いを見ていると、
ただの建材としてではなく、**「地域文化を表現するキャンバス」**としてタイルが使われているのを感じます。
お近くの方はぜひ、発表会やイベントなどのついでに建物のタイルアートにも注目してみてください。
今後も、こういった「意外な場所で出会う名タイル」をご紹介していきます!

タイルの良さと楽しさを伝えます。
タイルオンライン 高藤洋平
(よーへー)

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