20年前の浴室・トイレで使われた 5ミリ薄型床タイルの謎と修理のヒント

こんにちは!美濃焼タイルの魅力をお届けする「タイルオンライン」の高藤洋平です。
最近、読者の方からこんなご質問をいただきました:

「20~30年前に浴室やトイレの床に使われていた薄いタイル、修理する方法はありますか?」

確かに、昔の浴室やトイレに使われていた「5ミリ厚」の薄型タイル、見かけますよね。しかし、現代のタイル事情を踏まえると、これには少しやっかいなポイントがあります。


20年前に使われていた薄型タイルの特徴

20~30年前に浴室やトイレの床で使われていたタイルには、例えば以下のようなものがありました:

  • INAXの「ミスティフロア」
  • 日本タイル(廃業)の「NFフロア」

これらは「ステアタイト」と呼ばれる、薄くても頑丈な生地を使用して製造されたタイルです。その結果、5ミリほどの薄型でありながら高い耐久性を持つ床タイルが実現していました。

しかし、現在ではこのような薄型タイルを作っているメーカーはありません。そのため、浴室やトイレの床を補修する際に「こんな薄いタイル、どこに売ってるの?」と驚かれる方が多いのです。

サムネにあるタイルがそれですが表面がうっすら凸凹しているタイルでした。


現代のタイル事情

現在の一般的なタイルの厚みは、約7ミリほどです。この2ミリの差が意外と大きく、補修時に段差が生じてしまうことが課題になります。

薄型タイルがない場合の代替案
薄型タイルが入手できない場合、以下の方法を検討してみてください:

1️⃣ 薄型モザイクタイルを使用

これらのタイルは薄型なので、補修時の段差を抑えやすいです。特にモザイクタイルはデザイン性も高く、リフォームにおすすめです。

2️⃣ セメントで埋める
段差をセメントで調整し、平らな下地を作ってから新しいタイルを貼る方法です。これにより段差を軽減できます。

3️⃣ 壁タイルを利用する
🔗 100角壁タイル
壁用の薄型タイルを代用することも可能ですが、陶器質で硬度が低く、表面が滑りやすい点には注意が必要です。


修理やリフォーム時の注意点

  • 現地調査をしっかり行う
    補修対象のタイルの厚みや材質を確認することが重要です。
  • 段差を考慮した施工
    段差を防ぐために、下地の調整や薄型タイルの使用を検討しましょう。
  • 滑りにくいタイルを選ぶ
    特に浴室やトイレの床では、安全性を重視したタイル選びが大切です。

まとめ

20年前に使われていた薄型タイルは現代では製造されていませんが、モザイクタイルやセメントの活用で補修することが可能です。適切な材料を選び、安全で快適な空間を作りましょう!

タイルや補修に関するお困りごとがあれば、ぜひ「タイルオンライン」にご相談ください。専門的なアドバイスや商品をご紹介いたします。
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