こんにちは!
いつも美濃焼タイルとともに、タイルオンラインの高藤洋平です。
今日は、ちょっと珍しい「100二丁タイル」についてお話しします。このサイズ、昔はとてもポピュラーだったのですが、今では製造されることが少なくなり、補修の相談が多いタイルの一つです。
100二丁タイルとは?
「100二丁タイル」は、100x200mm程度の長方形タイルのことを指します。壁にも床にも使われていたサイズですが、最近ではこの規格がほとんど生産されなくなりました。
補修の際には、このサイズを探すのがなかなか難しく、「どうしよう…」と悩まれる方も多いです。そんな方のために、現代でも使える代替案や補修方法をご紹介します!
内装用100二丁タイル
まず、内装用の薄い壁タイルを見てみましょう。
【薄い内装壁タイルの選択肢】
壁用100二丁タイル
少し厚みのある壁タイルもいくつか現存しています。
ただし、これらは昔の壁タイルより厚みがあるため、完全な代替品にはならない場合があります。
床用100二丁タイル
床用タイルでは、以下のラインナップがおすすめです:
- 施釉タイル
- 土色のピアッツァ系タイル
- 厚みのあるレンガタイル
御影石風タイルの場合は100二丁ないので100角を並べるしかないです。
これらのタイルは厚みがあるため、耐久性や重厚感が求められる場所の補修に向いています。
なぜ100二丁タイルが減少したのか?
「懐かしいけど、なぜ減ったの?」と思う方もいるかもしれません。
その理由は施工効率にあります。
- 1枚ずつ貼る手間
100二丁タイルは1枚ずつ貼る必要があり、工事の効率が悪いため、敬遠されがちでした。 - 大型タイルやシート貼りの普及
近年では、300角以上の大型タイルや、100角・150角のタイルをシート状にして貼る方法が主流になっています。そのため、職人さんたちからも「手間のかかるサイズ」として避けられる傾向がありました。
補修時のポイント
- 代替タイルを活用する
補修用として近しいサイズのタイルを選び、違和感なく仕上げる工夫をしましょう。 - 現場でのカスタマイズ
現場でタイルをカットしてサイズを合わせることも検討してください。 - 同じ厚みのタイルを選ぶ
特に壁タイルの場合、厚みが異なると仕上がりに影響しますので注意が必要です。
まとめ
100二丁タイルは、今では珍しい存在となっていますが、その風情やデザイン性は魅力的です。特に昭和や平成初期の建物では、このサイズが多く使われていたため、補修が必要な際はぜひ今回ご紹介した商品や代替案をご参考にしてください!
ご紹介したタイルや補修用品はこちらからチェックできます:
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困ったときはお気軽にご相談くださいね。
それでは、また次回のブログでお会いしましょう!
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